骨化性筋炎―太ももの長引く痛み・打撲後の長引く痛み

骨化性筋炎の初期対応や治療は大阪市住吉区の藤田鍼灸整骨院にぜひお任せください!

大腿部の腫れ、打撲後の後遺症、打撲後の痛み、なかなか関節が曲がらない、筋肉が突っ張って痛いなど

 

骨化性筋炎は

 

アメフトやラグビーなどのコンタクトスポーツ、サッカーやバスケットなど、どうしても接触する機会の多いスポーツで、太ももによくみられる障害です。

 

骨化性筋炎発生のメカニズムは

 

相手選手と強くぶつかることで筋肉を打撲することにより、筋肉線維や骨膜(骨の表面)が損傷を起こします。

その時に発生した出血が血腫(血のかたまり)として筋肉内にとどまったところにカルシウムが沈着することがあります。

その骨のようなものが筋肉内に出来てしまった状態で、それにより痛みや運動障害を引き起こすものが骨化性筋炎となります。

 

ただし、骨化性筋炎は打撲したからといって必ず発症するわけではなく、打撲の重傷例や、内出血があるにもかかわらず、無理して筋肉を使い続けることにより発症すると言われています。

 

症状としては

 

疼痛、圧痛、腫れ、膝が曲がらない、筋力低下などがあります。

 

骨化性筋炎の予防

 

骨化性筋炎の発症を抑えるには、打撲後は直ちにRICE処置(安静・アイシング・圧迫・拳上)を施し、筋肉からの出血を出来るだけ抑えることが重要になります。そして打撲による腫れや痛みが強い時には、骨化性筋炎になりうることも想定して、マッサージなどの処置は一応やめておくことも重要です。

また、状況にもよりますが、腫れや痛みが続く中での無理な運動は、パフォーマンスの向上もしづらいですし、骨化性筋炎の発生率も上がりますので、出来ることなら控えましょう。

 

治療としては

 

まずは患部の筋肉が動かない様な固定を行い、電気療法や温熱療法を行っていきます。

そして2~3週ほどで固定を除去し、痛みの出ない範囲でのストレッチや関節の運動を慎重に始めていきます。

骨化性筋炎は正しくケアしていくことにより、徐々に骨化した部分は吸収され消えていくことが多いので、関節の可動域も広がり痛みも軽減していきます。

 

このように骨化性筋炎は発症しても、固定の期間や運動を開始するタイミングなどを正しく行えば、基本的には徐々に骨化した部分は消失していきます。

 

骨化性筋炎は、打撲受傷直後の処置を的確に行うことや、発症してからの患部の状況を正しく判断することが必要となります。

もし、強い打撲を起こしたり打撲後の痛みが長引いてしまったりしているような場合は、お近くの専門家にご相談することをおすすめします。

 

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