頚肋-胸郭出口症候群、前腕尺側や手の小指側の痛みやしびれ

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頚肋:胸郭出口症候群、前腕尺側や手の小指側の痛みやしびれ、だるさ、感覚障害、筋力低下、筋委縮など

 

頚肋とは

 

脊椎は一般的に背骨といわれていて、頭蓋骨の後頭骨にある大後頭孔より下降し、頸椎(7椎、まれに8椎)、胸椎(12椎)、腰椎(5椎)、仙椎(5椎)、尾椎(3-6椎)の約30個の椎骨から形成され骨盤に至ります。

頚肋とは、首の7番目の骨(第7頚椎)の横突起が異常に発育して、横突起が本来はないはずの肋骨のような状態になるものを指します。

その大きさは様々で、横突起からわずかに飛び出たような短いものから、完全な肋骨となり胸骨と関節を作るものもあり、その多くは両側性にみられますが、一側だけの場合は左側にあることが多いです。

頚肋は、手のしびれやだるさなどを引き起こす胸郭出口症候群の原因の一つとされています。

 

頚肋があると

 

頚肋はあっても何も問題がないことが多いのですが、頚肋により神経や血管が圧迫されると、首や鎖骨下の不快感、前腕や手の小指側の痛みやしびれ、だるさ、感覚障害、筋力低下、手指の巧緻運動障害などがみられます。

筋力低下や手指の巧緻運動障害があるときは、骨間筋や小指球筋の萎縮がみられます。

これらは特に、なで肩の女性や重いものを持ち運ぶ労働者によくみられます。

 

 

頚肋による症状が出たら

 

頚肋による症状が出た場合は、症状が軽い時には悪化を招くような動作や作業を避け、保存的に経過をみていきます。

また、手に重りを持ったまま肩をすぼめるように行う僧帽筋や肩甲挙筋などの筋力トレーニングにより回復する場合もあります。

しかし、症状が強い時や改善が見られない場合などでは、手術にて頚肋を切除することもあります。

 

頚肋は、レントゲンにて確認することができますが、頚肋が認められたとしても無症状の場合も多いです。

頚肋と似た症状が出る疾患としては、頚肋以外の原因による胸郭出口症候群、頚椎椎間板ヘルニア、肘部管症候群などがありますので鑑別が必要となります。

 

首や鎖骨下の不快感、前腕や手の小指側の痛みやしびれ、だるさ、感覚障害、筋力低下、手指の巧緻運動障害など気になる症がみられる方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

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