弾発股―股関節の痛み・引っ掛かり感・音が鳴る

弾発股の治療は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院へぜひご相談ください!

股関節の痛み、股関節の曲げ伸ばしで音が鳴る、股関節の曲げ伸ばしでひっかかりがあるなど

 

弾発股とは、股関節を曲げたり伸ばしたりする時に、その周辺で音が鳴ったり、引っかかりがあり弾き出されるような動き(弾発現象)になる状態のことをいいます。

それは股関節の周りにある筋肉や腱が股関節にひっかかることによって、音が鳴ったり弾発現象が起こったりするといわれています。

 

症状としては、股関節の痛み、股関節の曲げ伸ばしで音が鳴る、股関節にひっかかり感がある、股関節が外れるような感覚がある、股関節に違和感がある、股関節を動かせるが狭くなるなどです。

 

弾発股には、股関節の外側で起こる「外側型」と股関節の内側で起こる「内側型」があります。

 

  • 外側型

股関節の外側や下方には大転子という隆起部分があり、

股関節を曲げ伸ばしする際には

その時に腸脛靭帯が大転子部でひっかかり弾発現象が起こります。

その理由は大転子と腸脛靭帯の間にある滑液胞に過度の摩擦が起きることで炎症を起こし腫れてしまい、その部分に腸脛靭帯がひっかかると言われています。

(他の理由としては内反股や大転子の形態異常、大転子周辺骨折後の変形治癒などがあります。特に股関節の内転、内旋位で弾発が著明となり、股関節の外転、外旋では、腸脛靭帯の緊張が減少するため、弾発は軽減もしくは消失する傾向にあります)

 

  • 内転型

ひっかかりが生じるのは、太ももの骨の1番上の頭の部分(大腿骨頭)や股関節全面内側にある腸恥隆起で起こるとされています。

(股関節を屈曲・外転・外旋位から、伸展・内転・内旋位にすると腸腰筋は外側

から内側へ、伸展位から屈曲位の動きで、内側から外側へと移動する際に弾発

が起こります)

原因としては、腱の肥厚や腸腰筋滑液包炎などがあります。

 

外側型の弾発股の見極めとしては股関節を伸ばした状態から曲げていくときに、大転子に弾発現象がみられることが多いです。また、内側型は股関節を曲げた状態から伸ばしていくと股関節の全面内側に弾発現象を感じることが多いです。これら2つの動きは股関節を内側にひねりながら足全体を内側に寄せて行うことで(内転内旋位)弾発現象は強くなりやすいです。

大転子部やその下方の膝の上の外側を圧迫すると弾発現象が起こらなかったりすることも判定の材料になります。

 

治療としては、患部の安静、アイシング、ストレッチ、筋力トレーニングなどを行うことで大半はよくなりますが、大腿骨頭壊死や恥骨骨折などの存在も考慮しながら行うべきです。

 

弾発現象が長引くと、痛みが無くなってからも弾発現象だけが残存する場合もありますので、気になる症状が出た時には、お近くの専門家にご相談ください。

早期の治療開始により弾発現象の残存や再発を防ぐことも可能です。

 

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