頭痛の鍼灸治療は住吉区長居の藤田鍼灸院にお任せ下さい!
頭痛には緊張型、片頭痛(偏頭痛)群発頭痛などの分類があり、日本人の約3割の方はいわゆる頭痛持ちだと言われています。
頭痛は痛みを服用するなど、鎮めることだけに注目していると根本から改善することは難しくなります。
根本から改善するには食事や生活環境を整え、体や心の疲れを取り除くなど体全体のことを考えていくことが必要です。
しかし、食事や生活の内容を整えるということは出来る様でなかなか出来るものではありません。また、せっかく頑張っているのに自分の体の状態に合った改善方法でないために変化がないばかりか、かえって悪化を招いているケースも多々あるのです。
当院では
頭の痛みを取る手技として首の施術を中心に行います。はじめに首の歪みや筋緊張のバランスを整えていくと大半の痛みは取れるのです。そして全身の施術を行うと他の部位が原因となり引き起こされている頭の痛みもなくすことが出来ますので、当院の施術で頭痛薬を手放すことが出来た方は数多くいらっしゃいます。
そして当院では再発予防までを行うことが完全なる施術だと考えています。そのためには患者様の生活を分析し生活改善のアドバイスも行いながら施術を行うことを心掛けています。
瘀血による頭痛
東洋医学では頭痛が起こる原因は〝気や血〟が停滞する〝瘀血〟により起こると考えています。
まず〝瘀血〟が原因で起こる頭痛は、血液の流れが悪くなっているので血流を改善することを考えていきます。バランスの悪い食事、冷え、運動不足、疲労の蓄積、血流を悪くするような慢性的な病気があってもいけません。それらは改善をするのに正しい知識と正しい努力が必要になるため改善する道のりは少々険しいものとなります。
血流を良くするためにはわかめ、クラゲ、ヒジキ、小豆、鰹節などが良いでしょう。
また頭痛は〝肝〟とも深い関係があります。肝臓は東洋医学でも血液と深い関係があると考えられ〝肝〟は蓄えた〝血液〟を全身に送りその際に〝気〟を全身にめぐらせるのです。
頭痛は〝気と血〟が滞瘀血で起こるわけですから、血を送り出し気を巡らせる肝が弱ると頭痛が起こりやすくなるというわけです。
その肝はストレスを受けると弱るために、日頃よりストレスを発散する方法を身に着けることが重要になってきます。
肝を養うためにはセロリ、もやし、キュウリ、トマト、ミント、緑茶などがいいでしょう。
さらに頭痛は〝気〟が足りなくなる時にも出やすくなります。消化器系に問題があると〝気や血〟が不足するとも言われていますので、消化器系に不安があり頭痛をお持ちの方は消化器系の改善が必要かもしれません。
気の不足には
クコの実、バナナ、干し柿、なつめ、納豆、杜仲茶がお勧めです。
疲労時に頭痛の出る方は〝腎〟の不調が原因の場合もあります。疲労時に頭痛の出る方は、食事内容に注意し、しっかりと体を休めてはいかがでしょうか?
頭痛解消のツボとしては
心因性の頭痛に、手首の内側のしわの小指寄りのくぼみにある神門
片頭痛には、額の中心の生え際から4㎝上の左右に1.5㎝のところにある通天がおすすめです。通天は頭がくらくらする時や頭が重いまたは痛いなどの頭の不調にも使えるツボです。
また、足の外くるぶしの3㎝上にある懸鐘、足の薬指の爪の生え際の小指寄りにある竅陰、その他合谷、印堂、太陽、風池、百会なども試してほしいと思います。
頭痛の漢方薬としては
桃核承気湯、釣藤散、五苓散などがあります。
頭痛の民間療法としては
血流をよくしたり冷えを取ったり、痛み止めにも使う当帰酒があります。
当帰は漢方薬店で入手し、当帰を50gグラニュー糖100g、ホワイトリカー4号を瓶に入れ、冷暗所に3~6か月保管したものを布でこし、それを就寝前に盃に1杯飲みます。
また、ヒルガオ(漢方では旋花)の葉とつる15gを450㏄の水が半分になるまで煮詰め、それを1日3回食事の1時間前に飲みます。ヒルガオは心身の調子を整えると言われ、利尿、強壮、血流をよくすると言われています。
はじめにも述べましたが、頭痛を訴える患者様のほとんどは首の歪みを伴っています。
当院では、体質を改善し、自ら頭痛を出ないように出来るまでのサポートを行っていますが、同時に首の施術をすることで頭の痛みを無くすことも行います。
この2つを無理を少なく、首や体にかかる負担を最小限に行うことが頭の痛みを取り除き、頭の痛みが出ない体に変えていくポイントとなります。
頭の痛みが繰り返され辛い思いをしている方は、当院の施術と当院の正しい生活改善をぜひお試しいただきたいと思います。
大阪市住吉区長居4-5-18
藤田鍼灸整骨院
06-6698-4568
参考文献
「池田政一他」(1986)『東洋医学全書』ミヤケ出版.