群発頭痛は大阪市住吉区長居の当院にご相談下さい!

頭痛のご相談は大阪市住吉区長居で頭痛専用治療を行う藤田鍼灸整骨院にぜひお任せください!

群発頭痛とは三叉神経・自律神経性頭痛の中に含まれる頭痛です。群発地震のようにある一定期間に集中して起こるために名づけられました。また、三叉神経・自律神経性頭痛頭とは、頭痛と同側で一側性の顕著な頭部副交感神経系の自律神経症状を呈する共通の特徴が見られるタイプの頭痛の総称です。

群発頭痛の症状は

片側の眼窩から側頭部にかけての激痛に加えて、同側の目の充血や涙が出るなどの頭部の自律神経症状を伴います。また、群発頭痛には鼻閉、鼻漏、眼瞼浮腫、前頭部や顔面部の発汗や紅潮、耳閉感、縮瞳または眼瞼下垂などの症状も伴います。

また、これらの症状は頭部副交感神経系の活性化によると考えられています。

さらに群発頭痛は自律神経症状に加え、発作時行動が活発になったり落ち着きのない状態になったりするのもその特徴とされています。

例えば、片頭痛の場合は、発作時には寝込んでいることが多いのに対して、群発頭痛は興奮した状態でじっとしていられないことが特徴とされています。

群発頭痛の特徴

  • 一定の期間(多くは1~2か月)
  • 毎日
  • 夜中~明け方にかけてのほぼ一定の時間
  • 1~2時間続く激しい頭痛
  • 1~2時間が過ぎると自然に軽快
  • アルコール摂取により引き起こされやすい
  • 20~40代男性に多い(女性の4~5倍!)
  • 有病率は0.1%以下とされ非常にまれ
  • 目の奥がえぐられるような痛みと表現されるなどになります。

群発性頭痛の判断

群発性頭痛は、頭痛の状態や頭痛に伴う症状によって判断するとされていますが、脳疾患などが無いことを確認することで初めて群発頭痛と言えるわけですから、MRIなどの画像診断が重要です。

群発性頭痛の原因

群発頭痛の原因ははっきりとはしていませんが、頭部の血管拡張が関わっていると考えられています。群発頭痛の場合は目の後ろの血管が拡張して炎症を引き起こすために目の奥が痛むと言われています。

 

◆以下の内容は国際頭痛分類第3版beta版(ICHD-3β)による分類と説明です。

 三叉神経・自律神経性頭痛

群発頭痛

 

群発頭痛特徴

厳密に一側性の重度の頭痛発作が眼窩部、眼窩上部、側頭部のいずれか1つ以上の部位に発現し、15~180分間持続します。発作頻度は1回/2日~8日です。

群発頭痛症状

痛みは頭痛と同側の結膜充血、流涙、鼻閉、鼻漏、前頭部および顔面の発汗、縮瞳、眼瞼下垂、眼瞼浮腫、落ち着きのなさや興奮した様子を伴います。

群発頭痛分類と特徴

■反復性群発頭痛

群発性頭痛発作が7日~1年間続く群発期があり、群発期と群発期の間には少なくとも1か月の寛解期があります。

■慢性群発頭痛

群発頭痛発作が1年間を超えて発現し、寛解期がないが合っても1か月未満です。

 

発作性片頭痛

 

発作性片頭痛特徴

厳密に一側性の重度の頭痛発作が眼窩部、眼窩上部、側頭部のいずれか1つ以上の部位に発現し、2~30分間持続すします。また、発作の頻度は1日に数回以上あります。

発作は頭痛と同側の結膜充血、流涙、鼻閉、鼻漏、前頭部および顔面の発汗、眼瞼下垂、眼瞼浮腫を疑います。インドメタシンが絶対的な効果をしめします。

発作性片頭痛分類と特徴

■反復性発作性片頭痛

発作性片頭痛発作が7日~1年間発現し、この発作時期と発作期の間には少なくとも1か月の寛解期があります。

■慢性発作性片側頭痛(CPH)

発作性片頭痛発作が1年間を超えて発現し、寛解期がないか、あっても1か月未満です。

 

短時間持続性片側神経痛用頭痛発作

 

短時間持続性片側神経痛用頭痛発作特徴

厳密に一側性の中等度~重度の頭痛発作が数秒~数分間持続します。発作頻度は1日に1回以上あり、通常顕著な流涙および充血が合併します。

短時間持続性片側神経痛用頭痛発作分類

1.結膜充血および流涙を伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作(SUNCT)

2.頭部自律神経症状を伴う短時間持続性片側神経痛様疼痛発作(SUNA)

 

1.結膜充血および流涙を伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作(SUNCT)

結膜充血および流涙を伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作(SUNCT)特徴

文献では、結膜充血および流涙を伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作(SUNCT)類似の頭痛を呈する疾患としては後頭蓋窩病変が最も多いことが示唆されています。

結膜充血および流涙を伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作(SUNCT)分類と特徴

■反復性SUNCT

SNUCTの発作が7日~1年間発現し、この発作期と発作期の間には1か月以上の寛解期があります。

■慢性SNUCT

SNUCTの発作が1年間を超えて発現し、寛解期がないか、あっても1か月未満です。

 

2.頭部自律神経症状を伴う短時間持続性片側神経痛様疼痛発作(SUNA)

頭部自律神経症状を伴う短時間持続性片側神経痛様疼痛発作(SUNA)分類と特徴

■反復性SUNA

SUNAの発作が7日~1年間発現し、この発作期と発作期の間には少なくとも1か月の寛解期があります。

■慢性SUNA

SUNAの発作が1年間を超えて発現し、寛解期がないか、あっても1か月未満です。

 

持続性片頭痛

 

持続性片頭痛特徴

持続性かつ厳密に一側性の頭痛で、頭痛と同側の結膜充血、流涙、鼻漏、鼻閉、前頭部および顔面の発汗、縮瞳、眼瞼下垂または眼瞼浮腫(あるいはその両方)を認め、落ち着きのなさや興奮した様子を伴うことがあります。この頭痛にはインドメタシンが絶対的な効果を示します。

持続性片頭痛分類と特徴

■持続性片側頭痛、寛解型

持続的でなく、1日以上の寛解期によって中断される痛みを示すことが特徴的です。

■持続性片側頭痛、非寛解型

持続痛により特徴づけられる持続性片頭痛が少なくとも1年間続き、1日以上持続する寛解期を認めません。

 

三叉神経・自律神経痛の疑い

 

三叉神経・自律神経痛の疑い特徴

三叉神経・自律神経性頭痛のタイプと考えられる頭痛発作ですが、三叉神経・自律神経痛の診断基準を完全に満たすのに必要な特徴を1つ欠くもの。

三叉神経・自律神経痛の疑い分類

  • 群発頭痛の疑い
  • 発作性片頭痛の疑い
  • 短時間持続性片側神経痛様疼痛発作の疑い
  • 持続性片頭痛の疑い

 

最後に

三叉神経・自律神経性頭痛の性質を有する新規の頭痛が初発し、頭痛の原因となることが知られている他疾患と同時期に一致する場合、あるいはその疾患に応じた二次性頭痛の診断基準が満たされる場合には、その新規の頭痛はその疾患に応じた二次性頭痛とします。

三叉神経・自律神経性頭痛に分類される頭痛は通常一側性で、しばしば頭痛と同側で一側性の顕著な頭部副交感神経の自律神経症状を呈するという共通の臨床的特徴がみられます。

実験的および臨床的な機能的画像法から、これらの症候群では通常ヒトの三叉神経痛―副交感神経反射が活性化され、副交感神経系機能異常の臨床徴候においては二次性であることが示唆されています。

 

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