脛骨疲労骨折の初期対応と手術後のリハビリは住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にぜひお任せください!
走るとすねのあたりが痛くなる、運動を続けるとすねの痛みが強くなる、すねが痛む場所を押すと痛みが増す、運動による脛骨の痛みなど
脛骨疲労骨折とは
一般的に骨折は、一度の大きな力が骨に加わることで発生するのですが、疲労骨折とは正常な骨であるにも関わらず軽微な外力のくり返しにより起こる骨折です。その中で脛骨疲労骨折は、繰り返される運動により発生することが多い骨折です。
誘因としては
筋力の不足やアンバランス、技術面の問題や体の柔軟性不足など、技術、体力に関する問題、合ってない靴や地面の硬さなど色々な問題がベースにあるといわれています。
脛骨の疲労骨折は疾走型と跳躍型に分類されます
- 疾走型
長距離を走ることが多い人に発症しやすく、脛骨の上1/3部付近、または下1/3部付近に起こりやすいです。
- 跳躍型
ジャンプをよく行うスポーツ(バレーボールやバスケットボールなど)に多くみられ、中1/3部付近に起こりやすいです。
症状としては
初期は運動を行った時のみ痛みを感じますが、進行してくると歩行時の痛みや、安静時にも痛みを感じるようになります。
中には、突然の強い痛みで発症する場合もあります。
また、疲労骨折があるにも関わらず運動を続けていると、運動の最中に完全に骨折を起こし開放性骨折となった場合もあります。疲労骨折の発見時は、レントゲンを見ても見極めが難しいほどなかったりしますが、疲労骨折は完全に折れる骨折と同じなのです。
診断は
先ずは症状とレントゲン検査にて行われます。
脛骨の疲労骨折は、シンスプリントとの判別が必要なのですが、シンスプリントは下腿の下三分の一10センチほどの少し広い範囲の痛みですが、疲労骨折は5センチ以内と限局的です。また、シンスプリントでは片足ジャンプ10回20回と行えることが多いですが、疲労骨折では10回も出来ないことが多いです。
なお疲労骨折の初期段階ではレントゲン検査では分からないことも多く、そのような場合は、経過をみて1~2週間後にレントゲンを取り直すことで骨折線を確認できることが多いです。それよりも早く判断をしたいときにはMRI検査が有効です。
治療としては
患部の安静が第一で、ランニングなどの運動を中止して保存療法を行います。その間は足に荷重のかからない運動を行いパフォーマンスの低下を防ぎます。
3~4週間後痛みが落ち着いてくると、徐々に運動を開始し負荷を増やしていきますが、スポーツに完全復帰をするのは3か月以上を要することが多いです。
跳躍型の場合は、再発のリスクもあるため手術療法を選択されることもあります。
脛骨の疲労骨折はスポーツを一生懸命されている方なら、発症してもおかしくない疾患です。そしてスポーツを一生懸命しているからこそ、レントゲンで骨折線も見えないのに運動中止だと言われても納得をし辛い骨折だと思います。しかし疲労骨折は骨折です。我慢出来ずに運動をすることでかえって長引いたり開放性骨折になったりすることもありますので、納得が出来るまで説明をしてもらい疲労骨折をしっかりと理解することが大切だと思います。
気になる症状がみられる場合には、痛みを我慢せずに当院にぜひご相談ください!
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