大阪市住吉区長居西 藤田鍼灸整骨院>>http://shinkyuuseikotsu.com/
胸を打った、ゴルフスイングで胸が痛む、深呼吸で胸が痛む、寝起きするときに胸が痛む、咳やくしゃみで胸が痛むなど
肋骨について
肋骨は背骨である胸椎と関節を作り、その前方に位置する心臓や肺、腹腔内の肝臓、脾臓、腎臓の一部の外側を保護するように囲みながら胸の中央にある胸骨に付いています。
肋骨骨が発生する原因
肋骨骨折は胸部外傷の中で最も多く見られ、胸や背中をタンスや机の角などにぶつけるなどの軽度な外力によるものから交通事故や高所からの転落、コンタクトスポーツでの激しい接触などの大きな外力によるものなど発生する原因はたくさんあります。
またゴルフのスイングなど身体を捻ったりすることや、時には咳をすることでも起こることもあります。
肋骨骨折は
肋骨骨折は弱い外力で折れた場合や肋骨の1本が単独で折れた場合は、上下の肋骨と折れた肋骨が筋肉によりしっかりとつながっているため骨折部が大きくずれることはほとんどありません。
しかし、事故や転落などの大きな外力により複数の肋骨が骨折すると、骨折部上下の筋肉と肋骨による支えが弱くなるために骨折部が大きくずれることがあります。
そうすると、肋骨で作られる胸郭は心臓や肺などの臓器を守る役割もしているために、ずれた肋骨が内側にある内臓や血管を傷つけてしまい命にかかわってくることがあります。
肋骨骨折は骨折部自体が治ることも重要ですが、臓器の損傷の可能性を常に念頭に置いて対処しなければいけない骨折なのです。
症状としては
骨折している場所の圧痛、皮下出血、腫れなどがみられます。
また、呼吸時または深呼吸時の痛み、身体を動かしたときの痛みなどがあります。
肋骨骨折の判断は
肋骨骨折を判断するときによくあるのがレントゲン検査をしたときの見逃しです。
肋骨骨折は受傷後すぐにレントゲンを撮っても骨折部が少しもずれずにぴったりとくっ付いていたり、前面の肋骨部分と後面の肋骨部分が重なって見えたりすることで画像だけでは判断が難しいことがよくあります。
よって直接触れずに画像のみで判断した場合の見逃しが非常に多い骨折なのです。
以前にもレントゲンを撮って打撲だと言われた方が、あまりの痛さに当院に来られたことがありました。
皮下出血はひどく介達痛もあり骨折があることは明らかでしたので、違う医療機関に行っていただくと3本の骨折が見つかったケースもあったほどです。
レントゲンを見て骨折線が確認できれば必要ないかもしれませんが、骨折線が確認できずに痛みがある場合、理学検査や徒手検査と言われるものが有効になります。
肋骨骨折の理学検査、徒手検査
- 痛めた理由を聞くことで肋骨骨折の可能性を考えます。
- 体を前後左右に倒したり体を捻ったりしていただき骨の響く様な痛みがあるか確認します。
- 深呼吸をしてもらうことで痛みがあるのかも確認します。
- 患部を直接見て腫れや皮下出血の有無を確認します。
- 患部に直接触れ、痛みの程度を見ます。
- 痛みのある場合、今度は患部に触れずに痛みのある肋骨の両脇の方や前後などを両手でたわませるような力を肋骨に加えることで、患部に痛みが出るのかを確認します。患部に触れていないのに骨をたわませることで患部に痛みが出れば肋骨骨折の確率はかなり高くなります。この徒手検査を上手くできるかは肋骨骨折を判断するにおいてとても重要です。これを介達痛と言います。
直接打撃を受けた場所に発生する骨折の場合、打撲であるのか筋肉の挫傷であるのか骨折なのかを見極めることはけっこう難しいです。
しかし、打撲は直接触らなければ痛みは出ないし、筋肉の挫傷は直接触るか筋肉を伸ばしたり力を入れたりしない限り痛みは出ません。
上記6の介達痛は直接触れず、筋肉を動かさずに痛みを確認することが出来ますから、やはり介達痛を見られるようになると骨折の判定の精度はかなり上がります。
肋骨骨折の治療は
肋骨骨折の多くは軽度の骨折です。軽度の骨折であればバストバンドによる胸の固定といった保存療法が選択されます。たいていの肋骨骨折はそれで癒合します。
しかし骨折部が大きくずれたり複数の肋骨が折れたりしている場合など、骨折の程度が重度の場合や臓器損傷がみられる場合には手術療法が必要なこともありますから注意が必要です。
肋骨骨折の経過
軽度の骨折の場合は、はじめの2~3週間は痛みが強いために呼吸は浅く、身体の動きも小さくしなければ痛みを伴うために寝返りをするのも一苦労です。もし風邪なんか引いてしまうと咳やくしゃみを押し殺すのが大変です。
しかし、そういった時期を乗り越え順調にいけば3週間を過ぎたころから痛みはかなり和らぐので日常生活はぐっと楽になります。
そして約1か月半~2か月ほどで完治することが一般的です。
バストバンドを付ける時の注意点
バストバンドは呼吸による肋骨の動きを制限することで痛みが楽になり、回復期間も付けないよりは早くなると思われますが、夏場は特に皮膚のかぶれとの戦いになります。
その場合は、こまめに下着を着替えたり、夜間など体動の少ない時間のみバストバンドを外したりするなどの工夫が必要です。
あと、息苦しいからといってゆるく巻いている方もよく見かけますが、バストバンドは胸を支えるものというよりは胸を締め付け呼吸を小さくすることではじめて効果を発揮します。
バストバンドを付ける時は息をしっかりと吐きだし、胸郭が小さくなった時に素早く巻き留めてください。
胸を打ったり咳やくしゃみによる胸の痛みが長引いたり体を捻ったあとに強い痛みを胸に感じるときは、ぜひ当院にご相談ください!
大阪市住吉区長居西3-1-33
藤田鍼灸整骨院
06-669-4568











