有痛性外脛骨―足の内くるぶし前方の骨の痛み

有痛性外脛骨の治療と術後のリハビリは住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にぜひお任せください!

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内くるぶし前方の出っ張りと痛みなど

 

外脛骨とは

 

足の内側にある過剰骨(よけいな骨)もしくは種子骨の一つで、日本人ではおおよそ5人に1人の割合でみられます。

外脛骨は足根骨内側にある舟状骨の内側後方みられ、後脛骨筋腱とよばれる腱が付着しています。

 

有痛性外脛骨とは

 

外脛骨は普段痛みを伴いませんが、小学生高学年以降に激しいスポーツを行うようになると、外脛骨が原因で痛みを生じることがあり、この外脛骨部分に痛みが出るようになると有痛性外脛骨となります。

思春期である10~15歳の女子に多く発症し80~90%は両側性です。

また、後脛骨筋は土踏まずに関連していることから、偏平足の発症に関与しているともいわれています。

 

有痛性外脛骨が起こる原因は

 

有痛性外脛骨はスポーツ活動が活発になるにつれ、足の使い過ぎや靴による直接的な圧迫などにより発症します。また、捻挫によって発症することもあり、その場合、後脛骨筋の牽引によって舟状骨と外脛骨との間の結合組織が損傷され、わずかに動くことにより痛みを生じます。

 

有痛性外脛骨の判別は

 

内くるぶし内側前方の圧痛を伴う出っ張りがありますが、発赤や腫脹はあまりありません。

舟状骨の変形(分裂や肥大)を確認するためのレントゲン撮影、軟骨や靭帯などの状態を確認するために超音波やMRIを行うこともあります。

 

有痛性外脛骨の治療としては

 

足底板やテーピングなどで患部への負担を軽減させることなどにより安静を保つ保存療法がまず選択されます。

アーチが低い場合は足底板やテーピングを行う時にアーチの形成も意識して作ります。

また、靴が当たっていて悪化させている場合は、靴を柔らかいものに交換するか外脛骨に靴の側面が当たらないようなドーナツ型のパットを作成します。

運動を継続しながらの治療の場合は、物理療法や運動後のアイシングもしっかりと行います。

有痛性外脛骨は、これら保存療法により3~4週間で回復する場合が多いです。

 

再発したり痛みが長引いたりするような場合には、手術が必要になることもありますが、15~17歳くらいになり運動量が減り成人の骨になってくると痛みは止まりますから慎重に判断してほしいと思います。

 

再発の予防にも後脛骨筋のストレッチや、運動後のアイシング、足に合った靴の選択、足のアーチを補助するための足底板の使用などを行います。

 

有痛性外頸骨は、正しく対応すれば基本的には治っていきますので、痛みが気になる場合はお近くの専門家へご相談ください。

 

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