大腿骨頚部疲労骨折-スポーツ選手の股関節周辺の痛み

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大腿骨頚部疲労骨折:スポーツ選手の股関節周辺の痛み、運動時や運動後の股関節の痛み、可動域制限など

 

大腿骨頚部とは

 

大腿骨頚部とは、人体最大の長管骨である大腿骨の一部で、大腿骨頭のやや下方のくびれた部分であり、大腿骨頭と大腿骨体部とを約125°の角度でつないでいる部分です。

 

 

疲労骨折とは

 

疲労骨折とは、正常な状態の骨に軽微な外力がくり返しかかることにより起こる骨折です。

疲労骨折を引き起こす外力としては、スポーツによるものや仕事によるものがありますが、時には咳やくしゃみが繰り返されることでも発生します。

 

 

大腿骨頚部疲労骨折は

 

大腿骨頚部疲労骨折は、スポーツによる外力で発生する骨折で、発生頻度は低く女性に多いといわれています。

よく見られるスポーツとしては、マラソン、サッカー、バスケットボール、バレーボール、体操などがあります。

 

 

大腿骨頚部疲労骨折の原因としては

 

大腿骨頚部疲労骨折の原因としては、過度のダイエットやホルモンのバランスが崩れることにより、体重を支えられるはずの大腿骨が弱くなり、大腿骨頸部に繰り返しのストレスがかかることによって発生すると考えられています。

大腿骨頸部疲労骨折は、かかる外力が圧迫力によるものか牽引力によるものかにより、タイプが二つに分けられます。

 

圧迫力によるものは、大腿骨頸部の下部に発生し転移の可能性は低いです。

牽引力によるものは、大腿骨頚部の上部に発生し骨折部を開く方向にストレスがかかるため、長期化したり骨折片が転移したりすることもあります。

 

 

大腿骨頚部疲労骨折になると

 

大腿骨頚部疲労骨折になると、初期には運動時や運動後に股関節の前方(鼠径部)がみられますが、安静にしていると痛みは消失します。

進行していくと、歩行や階段昇降、しゃがむなどの日常生活動作時に痛むようになり、安静時にも痛みを感じるようになります。

そのほかの症状としては、股関節を内旋(膝を内側に入れる動作)することにより痛みが誘発されたり、股関節の可動域制限がみられたりします。

 

 

大腿骨頚部疲労骨折を回復させるには

 

大腿骨頚部疲労骨折を回復させるには、安静や松葉杖歩行などで患部に負担を掛けないようにし、状態に合わせて歩行訓練や軽い運動を行い回復させていきます。

ただし、骨折の程度が重度の場合は、状態により手術が必要になってくることもあります。

 

大腿骨頸部疲労骨折は、まれな骨折で早期発見早期治療が特に重要となる骨折です。

スポーツをされている方で、股関節前方(鼠径部)に痛みを感じる時などは、疑うべき疾患の一つです。

 

運動時や運動後の股関節前方(鼠径部)の痛み、股関節を捻ると痛い、歩行やしゃがむなど日常動作での股関節の痛みなど気になる症状がある方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

 

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