フライバーグ病(第2ケーラー病)-足の指のつけ根辺りの痛みや腫れ・足裏前方の痛みや腫れ

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フライバーグ病(第2ケーラー病):足の指のつけ根辺りの痛みや腫れ、10歳代の女性の足裏前方の痛みや腫れ、歩行時や足先に体重をかけると前足部が痛むなど

 

足の骨は

 

人の足部は7つの足根骨(距骨・踵骨・舟状骨・立方骨・内側楔状骨・中間楔状骨・外側楔状骨)と、5個の中足骨、14個の趾骨により構成されています。

足部を構成する骨、脛骨、腓骨、距骨、踵骨、舟状骨、立方骨、楔状骨、中足骨、基節骨、中節骨、末節骨|大阪市住吉区長居藤田鍼灸整骨院

足部を構成する骨

 

 

フライバーグ病は

 

フライバーグ病は、足を構成する中足骨の先端(以下中足骨頭)が血流障害に陥り、中足骨頭部分が阻血性壊死の状態に陥ったものです。

最も多くみられるのは第2中足骨頭で、第3中足骨頭などが同時に発症することもあります。

思春期の女性に発症することが多いですが、それ以降に発症することもあります。

 

 

フライバーグ病の原因としては

 

循環障害、外傷、炎症などが原因といわれています。

歩行やランニングでの蹴りだし時やハイヒールを履いている時などは、第2中足骨頭に体重負荷が最もかかってきます。

こうした負荷が繰り返され中足骨頭部分の軟骨が痛むと、血流障害が起きて骨頭壊死の状態になることや外傷などが原因と考えられていますが、はっきりとは分かっていません。

 

 

フライバーグ病になると

 

初期には、足の指のつけ根辺りに違和感が生じ、長距離の歩行やハイヒールでの歩行、運動などにより痛みを感じるようになります。

中足骨頭部を圧迫したり足趾を背屈させることで痛みが誘発されたりします。

進行していくと、足の指のつけ根の関節に炎症が生じ、安静時にも痛みや腫れ、熱感などがみられるようになります。

さらに進行していくと、中足骨頭が変形して関節の機能障害を引き起こすこともあります。

また、フライバーグ病は骨頭軟骨の損傷の程度によりStageⅠ~Ⅴに分類され、治療方針の選択時の参考となっています。

StageⅠ:軟骨下骨の微小骨折

StageⅡ:骨頭の圧壊による関節面の平坦化

StageⅢ:骨頭の圧壊が進行し、骨性の隆起が生じる

StageⅣ:骨性隆起が骨折し、遊離体となったもの

StageⅤ:骨頭の完全な平坦化

フライバーグ病(第2ケーラー病)ーSmillie分類|住吉区長居藤田鍼灸整骨院

フライバーグ病(第2ケーラー病)ーSmillie分類
参照:最新整形外科学大系

 

 

フライバーグ病を回復させるには

 

一般的には、StageⅠ~Ⅱは保存療法、StageⅢ~Ⅴは手術療法が選択されます。

当院では、繰り返される圧迫力を軽減するために、足の指の付け根に免荷効果のある足底板を使用し、患部にストレスが加わらないようにしていきます。

手術療法では、破壊された関節を形成する手術(骨切り術)などを行います。

 

フライバーグ病は、進行度合いにより予後や治療法が異なるため、早期に発見し治療に当たることが重要となってきます。

お子様が足を気にするような仕草や痛みを訴えられる場合は、疑ってもよい疾患だと思います。

 

お子様が気になる症状を訴えられるときは、ぜひ一度当院へご相談ください。

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