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ケーラー病:子供の足の甲の痛みや腫れ、足底の痛みや腫れ、足の痛みや腫れなど
人の足部は7つの足根骨(距骨・踵骨・舟状骨・立方骨・第一楔状骨・第二楔状骨・第三楔状骨)と、5個の中足骨、14個の趾骨により構成されています。
ケーラー病は
ケーラー病は足部を構成する足根骨の1つである舟状骨が、血流障害に陥り、骨の阻血性壊死の状態に陥ったもので、幼児期や小児期、特に4~7歳の男児によくみられます。
その約1/3が両足に起こるのですが、痛みなどの症状には左右差があることもあります。
ケーラー病の原因としては
ケーラー病の原因は明確にはなっていませんが、舟状骨は足底アーチ(土踏まずのカーブ)の頂点に位置するため、荷重がかかったときに負荷が加わりやすいため、外傷や慢性的な圧迫がきっかけとなり発症するのではないかと考えられています。
ケーラー病になると
舟状骨に一致する部分に痛みや腫れを生じます。
痛みは徐々に進行して足に体重をかけることが難しくなるため、歩き方がおかしかったり歩きたがらなかったりというような状態になります。
また、舟状骨への血流障害のため骨の形が徐々に変形していきますが、血流が改善されれば、骨の変形が改善することもあります。
ケーラー病を回復させるには
体重などの負荷がかかることにより状態は悪化されることがありますので、激しい運動を中止し、アーチパッドやギプスなどを使って舟状骨にかかる負担を軽減していきます。
その他足のアーチや足全体の血流、足趾の形状などを確認し問題がないのかも見ていきます。。
ケーラー病は正しい治療を行ないながら、経過を継続的に見ていくことにより改善されていくことが期待できます。
しかし、症状が進行し関節に障害が出たり痛みが残ったりするような場合には、手術療法が選択されることもあります。
お子様が怪我をした様子もなく足に痛みを訴えられるときは、ぜひ一度当院へご相談ください。
大阪市住吉区長居4-5-18
藤田鍼灸整骨院
06-6698-4568