ハイボルテージ、EMS、高周波、マイクロカレント、干渉波、低周波などの電気治療について
電気治療のイメージ
私たち鍼灸師や柔道整復師が行う施術は、その施術所により様々です。
それは学校で習うことは基礎の部分であって、実際の施術にあたる知識や技術の多くは勤め先で習得することになるからです。
セミナーなどで学ぶことがヒントになることはあると思いますが、本当の知識と技術は毎日出来るだけ多くの患者さま施術を行うことの積み重ね。それを何年間も行うことでしか習得は出来ないと思います。
ですからもし、どこの治療院を選ぶかに迷われた際には、そこの施術を行う技術者がどのような経歴を持っているのかと施術によって患者さまを良くしていく気持ちを持っているのかで選ばれるといいと思います。
気持ちが無いと何年たっても達はしませんし、身体が衰えてしまうまでは経験は多く長い方が絶対にいいです。
そして鍼灸はもちろん筋肉をほぐしたり骨格の調整をしたりなど、この業界には多種多様な施術方法が存在しますが、先ずは患者さまの状態を根拠のある検査方法で正しく見極め、それに合った治療を行い、日常生活の修正まで行っていることが治す方法です。
それが出来ていないと治る期間が延びるか治り方が悪くなるか治りません。
治療法としては手技や運動療法などがありますが電気療法もそのうちの一つであり、やはり電気治療の効果を出す場合も知識と経験で大きく変わります。
電気治療よく行われているにも関わらず、その意味やその適応が患者さんはもちろん、それを患者さんに使う側でさえもよく分かっていないことが多く見受けられます。
「とりあえず、患者さんが痛みやしびれを訴えている所に当てる・・・」
それで痛みやしびれが軽減されると、患者さんも施術者側も思っている。
それも効果の一つです。
しかし、単純にそれだけを行うのは電気治療で行えることの一部分しか使えていないことになります。
電気刺激の種類
電気を使って行う治療の刺激には
- 一般的によく使われる低周波刺激
- 脳卒中や脊髄損傷などにより起こる筋肉の緊張を和らげ、関節を動かせる範囲を広げたり、筋肉が萎縮することを防いだりする治療的電気刺激
- 電気刺激により、痛みを和らげることを目的とする経皮的電気刺激療法
などがあります。
電気治療と言われるものには
- 四角い導子を患部に挟んだり、筋肉の端と端に当てたりして電気を流す形で行う低周波治療。
- 周波数の異なる導子を患部に並べることで、その周波数の違いの分の電流を整体に発生させることで行う干渉波治療。
- 銀メッキをした先の尖った電極を当てることで高密度な通電を行うSSP療法。
- 身体に刺した鍼に電気を流すことで施術を行う、鍼通電療法と呼ばれるもの。
- もともと人体に存在する電流に似た、刺激を感じない程のとても弱い電流を体内に流すことで、筋肉などの傷ついた細胞の修復を促進すると言われるマイクロカレント
- 高電圧の刺激を筋肉や靭帯の深部に浸透させ、痛みの軽減や治癒促進などに利用できるハイボルト療法
- 筋肉に電気的な他動運動をさせることにより、筋肉を訓練し強化したり、痛みを押さえたり、血液循環を改善するとも言われるEMS
- 人間の皮膚には電気に対する抵抗があるのですが、その抵抗は周波数が高いほど小さくなります。 5万~50万Hzの高い周波数と高電圧により、皮膚のピリピリ感が少なく皮下の深い所まで電気が到達する高周波治療
などがあります。
電気刺激により行えること
電気刺激で行えること、または期待できることは
- 痛みを抑える
- 末梢循環の改善
- 緊張した筋肉を緩める
- 運動をしないことにより筋肉が弱ることを防ぐ
- 早く動くための筋肉である速筋を鍛える
- 持久力の筋肉である遅筋を鍛える
- 痛めた組織の早期回復
などが上げられます。
以上のように電気刺激にはその種類とそれを使った治療法、電気刺激により出来たり期待されたりしている効果などがあります。
本来、電気刺激による治療は電流や電圧の強さや周波数、電気を流す時間と流さない時間の長さ、電流の種類などを、患者さんの体の状態や患部の状態に必要な形で行います。
それが上手くいくと痛みが緩和されたり、筋力が強くなったり、血行が良くなったり、痛んだ組織の回復を促せるのです。
皆さんが電気刺激による治療を受けられる場合は、せっかくですから患者さまご自身もその意味を知り、それによる結果をしっかりと把握して電気治療の行い方をよりよく早く治せるような詳しい専門家を探して頂きたいと思います。
大阪市住吉区長居3-1-33
藤田鍼灸整骨院
06-6698-4568







