副神経麻痺-頭が傾く・腕を上げ辛い

副神経麻痺の手術後のリハビリは住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にお任せください!

 

副神経は1~12まである脳神経のうちの第11番目の神経です。純運動神経として僧帽筋の上部や胸鎖乳突筋などに分布し、頭を回転させたり肩を挙上させたりする動きに関わっています。

 

副神経麻痺になると

  • 片側の副神経麻痺では胸鎖乳突筋の筋力低下と萎縮がみられ、頭が患側に倒れて健側を向くようになります。
  • 僧帽筋の障害によって患側の肩は下がり、首をすくめても挙上せず、上肢の外転は水平以上が困難となります。
  • 両側の副神経麻痺では、頭が後に倒れやすくなり、寝た位置で頭を持ち上げることができなくなります。

 

副神経麻痺の判断材料

腕を上げ辛く胸の大胸筋の上部が張り出し、腕を下げている時に肩甲骨をよく見ると肩甲骨が健側よりも下がったり外側に移動したりしています。

長胸神経麻痺での翼状肩甲は肩甲骨の内側が背中に浮き上がる状態ですが、副神経麻痺では肩甲骨の内側と背骨との距離が離れた状態になります。

また副神経が障害されているかは、僧帽筋と胸鎖乳突筋の状態をみることでも判断できます。

直立した際の肩の下がり方の左右差や、僧帽筋の筋力テスト、あるいは胸鎖乳突筋の触診や収縮などをみて判断していきます。

 

副神経麻痺が起こる原因

ほとんどは頚部のケガや外科手術、頚部リンパ節生検を行うことで発症します。

また片側の麻痺では、頭蓋底を侵す髄膜炎や腫瘍などによる末梢性障害で、両側の麻痺では、炎症や多発性硬化症などによる核性障害によっても起こることがあるようです。

(これらは副神経のみの単独麻痺はほとんどなく、多くは迷走神経や舌下神経の麻痺を伴うといわれています)

 

副神経麻痺は外傷性や医原性の場合は手術を行い神経の修復を目指します。

その後はリハビリで機能回復訓練を行います。

 

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