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腓骨筋腱炎:短腓骨筋、長腓骨筋、走ると痛む、くるぶしの後ろから下にかけての痛みや腫れ、歩行時痛み、蹴りだすと痛むなど
腓骨筋腱とは
腓骨筋腱とはふくらはぎの外側にあり、足の裏を外側に向ける動きや、つま先立ち動作を行う長腓骨筋と短腓骨筋の腱の部分のことです。
腓骨筋腱は、ふくらはぎの外側から始まった筋肉が外果(外くるぶし)に近づくにつれ腱となり、外果後方を通ったのちに足部前方方向へと急に角度を変え、長腓骨筋腱は第1中足骨や内側楔状骨の足底部分に、短腓骨筋腱は第5中足骨に付きます。
外果の後方を通ったのち急激に走行を変えるため腓骨筋腱は、外果後方にある腓骨筋滑車部に、上腓骨筋支帯(バンドのような組織)という支持組織により固定されています。
腓骨筋腱炎を引き起こす原因としては
・足関節の捻挫などにより不安定になった足関節を、安定させるために腓骨筋が過度に収縮する
・運動でのオーバーユースにより腓骨筋に過度のストレスが繰り返しかかる
・足のアライメント異常(回内足)
・踵骨の形態的異常(踵骨腓骨筋結節の過形成)
上記のような要因が重なり、腓骨筋腱に炎症が起こり発症することが多いです。
腓骨筋腱炎になると
外くるぶしの後ろから下にかけての痛みや腫れ、圧痛もみられます。
また、歩行時の蹴りだしでの痛みや、しゃがんだりして足首を深く曲げた際に、腓骨筋腱が伸張され痛みが出ることもあります。
腓骨筋腱炎を回復させるには
腓骨筋にかかるストレスを軽減するため足底板を用いたり、腓骨筋の緊張を緩めるために手技を加えたりしながら回復を待ちます。
スポーツなどでのオーバーユースが原因の場合は、運動を中止して経過をみていくことも必要になります。
腓骨筋腱炎が発症するには様々な原因があります。
原因に合わせた処置を行わなければ回復は望めません。
足のアライメント、歩き方、痛みを引き起こしている原因を探ることが重要になります。
外くるぶしの後ろから下にかけてのみや腫れがあるなど、足首周りの症状が気になられる方は、ぜひ一度当院へご相談ください。>>http://shinkyuuseikotsu.com/
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