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ジョガーズフット:ランニングによる足の裏の痛み、足の裏のしびれ、足の裏が熱い、足の裏の灼熱感など
ジョガーズフットとは
ランニングやジョギングを良くされる方にみられる疾患で、足の裏を通り筋肉や足底の感覚を司る内側足底神経が圧迫されることにより起こります。
足の裏の神経は
足の裏の神経は脛骨神経から枝分かれしたものになるのですが、下腿を降りてきた脛骨神経が内くるぶし後方の位置で内側足底神経、外側足底神経、外側足底神経第1枝の3つに枝分かれして足底へと向かいます。
そのうちの内側足底神経は母趾外転筋の深層を通り、母趾外転筋、短趾屈筋、第1虫様筋を支配し、さらに母趾から第3趾あたりまでの足底の内側の皮膚感覚も支配しています。
ジョガーズフットになる原因としては
内側足底神経が母趾外転筋の発達や過緊張により圧迫されたり、ガングリオンによって圧迫されたりすることで起こります。
また内側足底神経の圧迫は偏平足がある場合より発生しやすいと言われています。
ジョガーズフットになると
ジョガーズフットになると、土踏まずや足底内側の母趾から第3趾辺りの範囲に痛みやしびれが出現します。
その強さはランニング時にのみ出現する軽度なものから、灼熱感を伴うような感覚障害があり歩くことに支障が出るほどのものまであります。
そしてランニングをすることにより症状は強くなります。
ジョガーズフットが疑われるときは
いつどのような時に痛みやしびれを強く感じるのかや足底の筋肉の硬さ、扁平足の有無などを確認し、内くるぶしの下の部分を軽く叩くことで足の裏や足趾に放散する痛み(Tinel徴候)が出るかどうかのテストを行います。
また、必要であればレントゲン検査やMRI検査、エコー検査などを行い足の骨や関節部分の異常、ガングリオンの有無などを確認していきます。
ジョガーズフットを回復させるには
患部の負担を軽減するため、足底板を使ったり下腿や足部の必要な筋力をつけたりすることで負担のかかる場所を調整します。
また足底の筋肉に左右差があったり足趾の動きに異常がみられたりする場合は、合わせて施術を行います。
ジョガーズフットや運動時の足底の痛みなどは、走り過ぎによるオーバーワークや身体の重心の位置などが影響していることも多いです。
痛みの原因をしっかりと見極め、回復に当たることが重要になります。
ランニングや運動時に足底が痛むなどの症状に悩まされている方は、ぜひ一度当院へご相談ください。
大阪市住吉区長居4-5-18
藤田鍼灸整骨院
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