腰椎椎間関節捻挫-腰の痛み

腰椎椎間関節捻挫:腰痛、急激な腰の痛み、腰を反れない、腰を反らすと痛みが出るような方は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院へぜひお越しください!

 

椎間関節とは脊柱(脊椎)を構成する椎体の上関節突起と下関節突起で作られる関節のことで、脊柱の後方を支持し、脊柱にかかる荷重の約16%を受けています。

椎間関節内には滑膜があって、その外側を関節包が覆っています。

また、関節包や周囲組織には、痛覚伝達に関与する神経繊維や侵害受容器が豊富に存在しています。

 

腰椎椎間関節捻挫は、腰に突発的な負荷がかかることによって発症します。

椎間関節にずれようとする力が加わることで、靭帯や腱などの軟部組織や関節軟骨などが損傷することで炎症を起こします。

そして椎間関節や周囲組織に炎症が起こると、侵害受容器が興奮して激しい痛みを感じることになります。

 

腰椎椎間関節捻挫は、痛みが強いときには前かがみの状態から動けなくなることもあります。

また、椎間関節の炎症は関節外に波及し神経根にも影響を及ぼします。

すると臀部や太ももの外側にまで痛みを感じるので坐骨神経痛と間違われることもあります。

 

腰椎椎間関節捻挫を回復させるには、安静を基本としてアイシングや湿布などで関節の炎症を抑える必要があります。

患部に負担をかけずに炎症が治まれば痛みも次第に軽減してきます。

 

また、痛みを感じている時や痛みがなかなか引かない場合は、周囲の筋肉が緊張していることが多いの

 

で、背筋や腰回り、ハムストリングスなどの緊張をとってあげることで楽になることも多いです。

しかし、関節に負担をかける方法ではかえって悪化を招きますから、関節に負担をかけない方法で筋肉を緩めることが大切です。

 

日常的に背筋や腰回りの筋肉に疲れが溜っていたりすると、急性腰痛症になりやすいので、痛みの出ないうちにご自身の体のメンテナンスを行う習慣をつけて頂きたいと思います。

 

腰椎椎間関節捻挫、腰の痛みでお悩みの方は

藤田鍼灸整骨院にぜひご相談ください!

06-6698-4568

 

参考文献

山下 敏彦(2007)『椎間関節性腰痛の基礎』日本腰痛学会雑誌 13巻1号,24-30

 

田口 敏彦(2007)『腰椎椎間関節由来の腰痛の病態と治療』日本腰痛学会雑誌 13巻1号,31-39

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