足関節捻挫後遺症、足関節の不安定性、繰り返す捻挫などによる足根洞症候群を疑ったら大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院へぜひお越しください!
足根洞は外くるぶしのやや前方にあり、踵骨(踵の骨)と距骨(足首前面のしわの下にある骨)とが向き合って出来ている洞窟のような空間の事をいいます。
足根洞に炎症が起きると、痛みや圧痛、歩行痛や足関節付近の不安定感などが自覚症状として現れます。また悪化した場合は、でこぼこ道や路肩などの傾斜での歩行のみでも痛みが増悪することもあります。
足根洞症候群が発症する過程は諸説あるのですが、足根洞に問題が発生する原因の多くは、足首の内反捻挫や外傷後に適切な治療を行なわなかったために続発的に起こると言われています。
(捻挫で足関節の靭帯が損傷された場合に足根洞内に出血を起こし、これが瘢痕組織や繊維組織に変わり骨膜炎や浮腫を起こし痛みを出るなどの理由より)
また繰り返しの捻挫による足根洞付近のストレスによる炎症なども発生の原因と考えられます。
治療としては、基本は保存療法になります。
テーピングや足底板などで足根同部分へかかる負荷を軽減したり、注射により炎症を抑えたりします。
症状が落ちついて来たころを見計らって足関節周りの筋力強化(特に腓骨筋)やバランス訓練などで、足関節の機能を向上させてあげることも必要です。
たかが捻挫、されど捻挫です。足関節周囲には様々な靭帯が存在します。骨折を起こせば分かり辛い部位も存在します。足首の痛みや違和感など、初期対応を正しくすれば防ぐことが出来る障害は沢山あります。捻挫を起こしてしまったらお近くの専門家にてチェックしてもらいましょう!
足関節周囲の捻挫や障害は
藤田鍼灸整骨院へご相談ください!
06-6698-4568
参考文献
井口 傑(1997)『足根洞症候群』OS,NOW,No.26,足部疾患の治療-Part2,56-62,メジカルビュー社