片頭痛(偏頭痛)治療は大阪市住吉区長居の当院で!

大阪市住吉区長居にて頭痛専用の治療を行っています。長居、我孫子、南住吉、苅田、堺市などの方にも頭痛治療に来ていただいております。

片頭痛とは、全頭痛の約9割を占める一次性頭痛の中に分類される頭痛で偏頭痛とも言われています。

片頭痛・偏頭痛の主な特徴

片頭痛は日常生活を妨げる程の痛みが出ることもある頭痛で、階段の昇降などの日常的な動作により痛みが強くなるようであれば片頭痛を強く疑うことになります。片頭痛には大きく分けて前兆を伴うタイプと伴わないタイプに分けることが出来ます。

片頭痛の前兆とは頭痛発症前にキラキラとした光が見えるなどの視覚障害が多く、脱力やしびれ感を伴ったり、言語障害がでることもあります。この前兆は1時間以内にきえるのが通例で、その後片頭痛が続いて起こります。

また、前兆の前に食欲が増加したり、あくびが出たり、むくみ、興奮、疲労感などの気分が変わる状態が1~2日にわたって見られることもあります。

片頭痛が出るときの痛みはズキズキと脈拍に一致した拍動性で、悪心や嘔吐を伴うことがあり、光や音に対しても敏感になることがあります。片頭痛はその名称通りに頭の片側に感じる方も多いのですが、実際は両側に感じた経験をお持ちの方が半数近くおられます。

片頭痛は男性の約3倍の確率で女性に多く、年齢は10代~40代によく起こります。

片頭痛の原因

片頭痛が出る原因は、以前は血管の拡張による血管説が有力でしたが、脳の血流が低下している時にすでに頭痛が始まっていることも言われ、これには三叉神経が関わっており三叉神経血管説と言われています。このように片頭痛の原因には様々な説が唱えられていますし、それに対してコントロールできる薬はあっても根本から治す手立ては確立していません。よって、まずは自分の頭痛がどのタイプに属するのかを考え整理をし、しっかりとした片頭痛対策を計画性をもって実行することが重要となります。

自分で出来る片頭痛対策としては

  • 自分自身の日常生活において、何が頭痛に良くて何が悪化を招くのかを書き留める。
  • 寝不足、寝すぎ、不規則な就寝時間などを避け、睡眠内容を一定にする。
  • 頭痛の誘発食品と言われるチョコレートや赤ワイン、チーズなどは一応控えておく。
  • コーヒーや緑茶などでカフェインを摂取すると楽なる方もいます。
  • 空腹を避ける。
  • ビタミンB2が含まれる牛や豚のレバー、卵黄、緑黄色野菜を食べる。
  • マグネシウムが含まれる納豆、ヒジキ、玄米などを食べる。

この他にも様々な片頭痛対策があると思いますが、大切なことは自分の日常生活をよく観察して、自分にとって何が悪くて何が悪いのかを見つけていくことだと思います。

その時ですが、人の体調は複雑です。睡眠や栄養状態、体調の周期や飲んでいる薬など様々な要素が関係しています。

ですから1度ダメだったことや1度良かったからといって決めつけるのではなく、長い目でよく観察して「これをすると確かに調子がいいことが多いな」「大丈夫な日もあったけど、やはりこれを食べると頭痛がよく出るな」など、多くの回数を参考にすることをお勧めします。この考え方をしなけば、あなたの片頭痛にとって良いことをした時に、たまたま他の気づいていない要因で片頭痛が出てしまうと、あなたの片頭痛にとって良かったことをやめてしまうからです。そうすると片頭痛が出ない状況にもっていくことが困難になってしまいます。

片頭痛の治療

片頭痛で長年お悩みの方は、病院の検査を受けたのちに痛み止めで調整している方が多いと思います。

片頭痛は一定時間で必ず治まりますので、辛い状態を回避するためにもそれは必要です。

しかし、【片頭痛を出ない状態にする】ためには、頭痛のタイプ分析➡日常生活の分析とデーター集め➡それによる結果に沿った無理のない生活改善が必要です。

当院では片頭痛や緊張型頭痛の方には、上記の方法に加えて筋力や姿勢、血行状態、就寝方法などを考慮しながら頭痛用の施術を行います。(施術は体への負担を出来る限りかからない状態で行えるように考えたものです)

病院でもみていただいた、自分でも頭痛対策をやってみた。でもまだ頭痛が出る状態にある方は一度当院の頭痛施術をお試しください!

 

◆以下は国際頭痛分類 第2版(ICHD-2)による片頭痛の分類と判断の指標です。

片頭痛の分類

1.前兆のない片頭痛

2.前兆のある片頭痛

3.慢性片頭痛

4.片頭痛の合併症

5.片頭痛の疑い

6.頭痛に関連する周期性症候群

 

1.前兆のない片頭痛

 

前兆のない片頭痛特徴

頭痛の症状とそれに伴う症状により特徴づけられる医療機関ではよく見られる頭痛です。

頭痛発作を繰り返す疾患で、発作は4~72時間持続します。
頭の片側のみによく出て、ズキンズキン、ガンガンというような拍動性の頭痛で、頭痛としては中等度から重度の強さです。また日常的な動作により頭痛が増悪することが特徴的で、頭痛と一緒に出る症状として悪心や光過敏・音過敏(あるいはその両方)があります。

小児や青年期の片頭痛について
小児あるいは青年(18歳未満)の片頭痛は、成人に比べて両側性であることが多く、片側性の頭痛は青年期の終わりか成人期の初めに現れるのが通例です。

片頭痛の痛みは一般的に、前頭部や側頭部に発生します。また、小児における後頭部痛は希なので小児が後頭部の痛みを訴えた時には慎重な判断が必要です。
それ以外では、典型的な片頭痛の症状を示す患者の一部に、文献上「顔面片頭痛」と呼ばれる顔面の疼痛部位を認めることがあります。

年少児の光過敏や音過敏は行動から推測する必要があります。
片頭痛発作は、頭部の自律神経症状あるいは皮膚アロディニア症状を伴うことがあります。(アロディニアとは片頭痛によって脳が過敏となり、本来は痛くない刺激を痛いと感じる様子)

また、前兆のない片頭痛はしばしば月経とも関係があるようです。
片頭痛はこれまだ血管系に問題があると考えられていましたが、この10~20年で神経系の関係性が注目されるようになっています。

 

2.前兆のある片頭痛

 

前兆のある片頭痛特徴

頭痛の前や頭痛とともに一時的に出現する、出る場所やパターンがおおよそ決まった神経症状がでます。頭痛発作前に数時間~数日の予兆期と回復期があります。
予兆期及び回復期の症状には、活動性の亢進、活動性の低下、抑うつ気分、特定の食物への過剰な欲求、反復性のあくび、倦怠感、頚のこり、または痛み(あるいはその両方)などがあります。

数分間持続する、片側に発症する視覚症状(片頭痛患者さんの90%以上に認められ、閃輝暗点が多い)からなる再発性発作であり、これらの症状は通常徐々に進展し、また通常それに引き続いて頭痛が生じ、片頭痛症状に関連すると考えられています。
(閃輝暗点【せんきあんてん】:片頭痛が出る前の現象としてキラキラとした光が見えたり、視野の一部が黒く見えたりする状態)
次に頻度が高いのは聴覚障害で、チクチク感として現れ、発作部位から片側の体および顔あるいは舌(またはその両方)の領域に様々な形で広がります。(最初から感覚麻痺がある場合もあり、感覚麻痺が唯一の症状の時もあるようです)

 

前兆のある片頭痛の分類

  1. 典型的な前兆を伴う片頭痛
  2. 脳幹性前兆を伴う片頭痛
  3. 片麻痺性片頭痛
  4. 網膜片頭痛

①典型的前兆を伴う片頭痛

典型的前兆を伴う片頭痛特徴

典型的な前兆を伴う片頭痛で、その前兆は視覚症状、感覚症状、言語症状からなります。運動麻痺(脱力)は含まれません。徐々に進展ますが1時間以上持続することはありません。また、前兆には陽性症状(本来ないものを感じてしまう)および陰性症状(本来あるべきものが無くなってしまう)が混在しますがそれはいつまでも続きません。

典型的な前兆を伴う片頭痛分類と特徴

■典型的前兆に頭痛を伴うもの

典型的な前兆を伴う片頭痛です。前兆に伴う場合や、前兆発現後60分以内に頭痛が発現しますが、その頭痛は片頭痛の特徴を有する場合もそうでない場合もあります。

■典型的な前兆のみで頭痛を伴わないもの

典型的な前兆を伴う片頭痛なのですが、この前兆に伴って、または前兆発現後にいかなる種類の頭痛も生じないものをいいます。

②脳幹性前兆を伴う片頭痛

脳幹性前兆を伴う片頭痛特徴

片頭痛の前兆徴候の原因が明らかに脳幹と考えられるもの。運動麻痺(脱力)が前兆である場合は含みません。

脳幹前兆を伴う片頭痛判断基準

A.次のB~Dを満たす頭痛発作が2回以上あるもの。

B.完全可逆性の視覚性、「感覚性、言語性前兆があるが、運動麻痺(脱力)あるいは網膜症状は伴わないもの。

C.以下の脳幹障害のうち少なくとも2項目を満たすもの。

  1. 構音障害
  2. 回転性めまい
  3. 耳鳴り
  4. 難聴
  5. 複視
  6. 運動失調
  7. 意識レベルの低下

D.以下の4つの特徴のうち少なくとも2項目を満たすもの。

  1. 少なくとも1つの前兆症状は5分以上かけて徐々に進展するか、または2つ以上の前兆症状が引き続き生じるもの。(あるいはその両方)
  2. それぞれの前兆症状は5~60分持続する。
  3. 少なくとも1つの前兆症状は片側性である。
  4. 前兆に伴って、あるいは前兆発現後60分以内に頭痛が発現する。

E.このほかにICHD-3の中で最適に分類出来るものがない。また、一過性虚血発作が除外されている。

③片麻痺性片頭痛

片麻痺性片頭痛特徴

運動麻痺(脱力)を含む前兆のある片頭痛です。

片麻痺性片頭痛分類と特徴

■家族性片麻痺性片頭痛

運動麻痺(脱力)を含む前兆のある片頭痛で、第1度近親者または第2度近親者の少なくとも1人が運動麻痺を含む片頭痛前兆を有する。

■孤発性片麻痺性片頭痛

運動麻痺(脱力)を含む前兆のある片頭痛で、第1度近親者または第2度近親者に運動麻痺を含む片頭痛の前兆を有する者がいない。

④網膜片頭痛

網膜片頭痛特徴

単眼の視覚障害(閃輝、暗点、視覚消失)などの発作が片頭痛に伴って繰り返し起こるもの。

 

3.慢性片頭痛

 

慢性片頭痛特徴

頭痛が月に15日以上の頻度で3か月を超えて起こり、少なくとも月に8日の頭痛は片頭痛の特徴を持っているもの。

 

4.片頭痛の合併症

 

片頭痛の合併症分類

  1. 片頭痛発作重責
  2. 遷延(せんえん)性前兆で脳梗塞を伴わないもの
  3. 片頭痛性脳梗塞
  4. 片頭痛前兆により誘発される痙攣発作

①片頭痛発作重責

片頭痛発作重責特徴

日常生活に支障をきたす片頭痛発作が72時間を超えて持続するもの。

②遷延(せんえん)性前兆で脳梗塞を伴わないもの

遷延性前兆で脳梗塞を伴わないもの特徴

前兆症状が1週間以上持続するのですが、神経画像検査では脳梗塞を認めないもの

③片頭痛性脳梗塞

片頭痛性脳梗塞特徴

1つ以上の片頭痛前兆があり、神経画像検査によって問題のある領域に虚血性梗塞巣(血液が流れにくくなり、酸素や栄養が行き届かず、酸欠に陥った部分の組織が死んでしまっている部分)が証明されるもの。

④片頭痛前兆により誘発される痙攣発作

片頭痛前兆により誘発される痙攣発作特徴

前兆のある片頭痛の発作により誘発される痙攣発作のこと。
頭痛とてんかんは典型的な発作性脳疾患であり、てんかん発作後には片頭痛様の頭痛が高頻度に見られるのですが、片頭痛発作中または片頭痛発作後に痙攣発作が起こることもあります。このような現象は、時には片頭痛てんかんとも呼ばれています。

 

5.片頭痛の疑い

 

片頭痛の疑い特徴

完全な片頭痛の条件には1つ足りないが片頭痛に近く、他の頭痛とも思われないもの。

片頭痛の疑い分類

  1. 前兆のない片頭痛の疑い
  2. 前兆のある片頭痛の疑い

①前兆のない片頭痛の疑い

前兆のない片頭痛の疑い特徴

前兆のない片頭痛の条件には1つ足りないが片頭痛に近く、他の頭痛とは思われないもの。

②前兆のある片頭痛の疑い

前兆のある片頭痛の疑い特徴

前兆のある片頭痛の条件には1つ足りないが片頭痛に近く、他の頭痛とは思われないもの。

 

6.片頭痛に関連する周期性症候群

 

片頭痛に関連する周期性症候群特徴

片頭痛に関連する周期性症候群は、前兆のない頭痛と前兆のある頭痛を併せ持つ方、あるいはこれらの片頭痛を発症する可能性が高い方に起こります。以前は小児期に起こると言われていましたが、成人でも起こることがあります。片頭痛に関連する周期性症候群が起こる方は、乗り物酔いや夢遊、寝言、夜驚症、はぎしりなどの周期性睡眠障害の症状も一緒に出ることがあります。

片頭痛に関連する周期性症候群分類

  1. 再発性消化管障害
  2. 良性発作めまい
  3. 良性発作斜頚

①再発性消化管障害

再発性消化管障害特徴

腹痛、不快感、悪心または嘔吐のいずれか1つ以上の症状を繰り返す発作で、片頭痛と関連している可能性があります。

再発性消化管障害分類と特徴

■周期性嘔吐症候群

激しい悪心と嘔吐を繰り返す発作で、通常、個々の方としての症状は安定化していて、発作のタイミングは予想できます。発作時には顔面が蒼白となったり嗜眠傾向(しみんけいこう:放っておくと眠ってしまうような状態)が出たりすることがあります。発作を起こしていない時には、症状は全く無くなります。

■腹部片頭痛

主に小児に認められ、中等度~重度の腹部真ん中辺りの痛みを繰り返す原因不明の疾患です。腹痛は血管運動症状、悪心および嘔吐を伴い。2~72時間持続し、発作間歇期には正常です。また発作中に頭痛は起こりません。

再発性消化管障害の判断基準

  1. 腹痛、不快感・悪心および嘔吐のいずれか1つ以上の症状を示す明らかな発作が5回以上ある。
  2. 消化管検査や評価は正常
  3. その他の疾患によるものではない

②良性発作めまい

良性発作めまい特徴

繰り返し起こる短時間の回転性めまい発作が特徴の疾患で、発作は前触れなしに起こり自然に軽減します。それ以外に健康上の問題がない小児に起こります。

③良性発作斜頚

良性発作斜頚特徴

反復発作性に頭部が片側に傾いて若干回旋している場合もあります。また、これらの症状は自然寛解します。この疾患は幼児および乳児に見られ、生後1年以内に発症します。

 

最後に

片頭痛に限らず頭痛が出る原因には怖い病気が潜んでいることもありますから、頭痛を感じた時にはその頭痛が一次性頭痛か二次性頭痛かあるいはその両方かの見極めは必ず行います。もし、頭痛をはじめて感じた時には専門医にてしっかりと相談をして検査を受けることが大切です。

もし、片頭痛の特徴と一致する頭痛が出た時に、頭痛を引き起こすとされている他の病気の特徴と一意する場合、あるいはその病気が引き起こす二次性頭痛の基準を満たす場合は二次性頭痛として考えなくてはいけません。

また、もともと片頭痛が慢性化しているうえで、頭痛を引き起こす病気も出ている時には片頭痛と二次性頭痛の両方あるものとして考える必要もあるようです。このようなケースは片頭痛による薬剤の使用過多によって出る頭痛【薬物乱用頭痛】が当てはまるそうです。

以上の内容に誤りや、解釈の違い等ございましたらお手数ですがご指摘くだいますようよろしくお願い致します。

片頭痛など頭痛の施術は
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参考文献

中島健二『片頭痛の診断と治療』(2006):日本内科学会雑誌,第95巻,第3号

 

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