偏平足、内くるぶしの腫れ、つま先立ちが出来ないなど後脛骨筋機能不全についてのご相談は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院へ!
後脛骨筋は脛骨と腓骨の両方の後面や骨間膜から起こり、内果(内くるぶし)の後方を通って足の舟状骨に付着しています。
この筋肉の働きは、足関節の底屈(つま先立ちをする動き)と内反(足の裏を内側に向ける)を行うことです。
また、足根骨(舟状骨)に付着し足のアーチ(土踏まず)を保つ重要な働きもしています。
そのために、この筋肉の機能が低下してしまうと、土踏まずが失われ偏平足になってしまい、進行すると足首に変形が出ることになります。
機能が低下する原因としては、炎症による筋力の低下や、加齢による筋や腱の変性、断裂などがあります。
特徴としては、前方からの所見では、内くるぶしの腫れや偏平足がみられ、後方から観察すると踵が外側に向いている状態になります。
また、内くるぶしの下から後方にある後脛骨筋の走行に沿って圧痛があることもあります。
診断としては、特徴的な所見やレントゲンでの偏平足の状態、MRIでの後脛骨筋の変性や断裂の確認などを行います。
施術は後脛骨筋に負担をかけないことが基本になり、安静やテーピング、足底板などを用いての保存療法です。
変形のために痛みが強い場合などでは、靭帯や腱の再建、骨切り術や関節固定術などの手術療法も選択されます。
内くるぶし周辺の腫れや痛みで歩くことがつらい、偏平足になってきたなどの症状がある場合は後脛骨筋機能不全を疑う必要があります。
丁寧な観察と施術を行なえるお近くの専門家にご相談ください。
内くるぶしや足関節の痛み、偏平足でお悩みの方は
藤 鍼灸整骨院 にぜひご相談ください!
06-6698-4568
参考文献
橋本 健史(2009)『足の障害と靴の医学』第46回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/静岡 622-627