手首の親指側の痛み、手首の腱鞘炎、出産後の手首の痛みなどドケルバン病・デカルバン病の治療は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にお任せください!
ドケルバン病についての新しいブログはこちらへ>>ドケルバン病・デカルバン病(狭窄性腱鞘炎)-手首の使い痛み
ドケルバン病は、親指の動きに関与する短母指伸筋腱と長母指外転筋腱の腱鞘炎です。
同じような手首の腱鞘炎にインターセクション症候群がありますが、ドケルバン病とは場所が違い頻度も少ないです。
母指の使い過ぎによる負荷によって、手首の親指側のトンネルで腱鞘が肥厚したり腱の表面が傷んだりすることにより腱の滑走が妨げられ痛みや腫れが生じます。
症状としては、母指を反らしたり手首を動かしたりすると痛みます。
ドケルバン病はスポーツや指をよく使う仕事の人に起こりやすいのですが、特に出産後や更年期の女性に多くみられます。
治療に関しては、大きく分けて2通りあります。
一つ目は、装具での固定や炎症止めの注射などを用いた保存療法です。
合わせて関連のある筋肉を緩めたりして、患部を安静に保つことにより炎症が治まるのを待ちます。
二つ目は、短母指伸筋腱や長母指外転筋腱の腱鞘を切開する手術療法になります。
手術療法は、保存療法にて改善が見られない場合や、日常生活動作において支障がある場合などに適応されます。
しかし出産後などの、その時のみに発症しやすい明確な理由がある場合は、日常生活に問題がありなかなか改善が見られない場合でも、手術は行なわずに体に負担の少ない愛護的な施術を根気よく続ける方がいいと思います。
症状が出た場合は、なるべく早く保存療法を開始することが大切です。
痛みを我慢して慢性化させてしまう前に、気になる症状がある方はお近くの専門家へご相談ください。
親指や手首に痛みを感じたら
藤田鍼灸整骨院にぜひご相談ください!
06-6698-456
参考文献
城石達光・安永博・太田桂介・太田良寛・松永等(2002)『de Quervain 病における第1区画の臨床的意義』整形外科と災害外科,51:(3)570~574.