ジョーンズ骨折(第5中足骨疲労骨折)の初期対応と手術後のリハビリは大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にぜひご相談ください!
スポーツマンの足外側の腫れや痛み、足の甲の小指側の腫れや痛み、歩行時の足の痛み、足の外側に荷重がかかると痛みが増すなど
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ジョーンズ骨折とは
第5中足骨基部より15~20mm遠位、足の小趾の先と踵の後ろとの中間くらいに生じる骨折で、骨折の中でも特に治りにくいとされている骨折です。
一般的にジョーンズ骨折とは、度重なる負担が足部外側にかかることにより発生する疲労骨折のことを指しますが、一度の外力で発生する外傷性の場合もあります。
好発年齢は、成長期(10歳くらい~高校生くらい)ですが、運動量や負荷により成人でも発生することもあります。
ジョーンズ骨折を起こしやすい競技としては、カットやステップターンが多いサッカーやラグビーなどのスポーツをされる人によくみられ、初期の時はスポーツ時の軽い痛みですが、放っておくと徐々に痛みが強くなりスポーツの継続が出来なくなります。
ジョーンズ骨折は、骨折部分の血行が他の場所と比べて少なく足の外側に体重がかかると捻じれなどの負荷が発生するために、遷延治癒や偽関節、つまり骨が付かないままとなるケースが起こりやすい骨折です。
疲労骨折を起こす要因としては
もともと中足骨は真っすぐな骨ではなく、アーチ状になっているので体重がかかる度にたわみストレスがかかること。
さらに付着している筋肉の作用により牽引力などを受けるため、第5中足骨基部にはストレスが常にかかること。
また第5中足骨は、最も足の外側にあり地面からの力を直接受けやすく、疲労が蓄積しやすくなっていることなどが原因となります。
このように中足骨に繰り返し体重負荷が加わることにより、金属疲労(金属板の折り曲げ運動)と同じような状態が起こり、最終的に通常では折れないような負荷でも疲労骨折を起こしてしまうのです。
ジョーンズ骨折の判別
ジョーンズ骨折は、特に痛みは感じず完全に骨折してしまってから疲労骨折と分かる場合もありますが、繰り返す負荷により骨が弱くなっていく過程で痛みを感じる場合もあります。
足背外側部の疼痛、腫脹、熱感のほか、荷重時の痛みやレントゲンやMRI検査などを行うことも必要です。
治療については
初期の段階や状態によっては、ギプス固定などにより回復することもありますが、悪化してしまうと手術になることがあります。ジョーンズジョーンズ骨折のギプスはしっかりとフィットさせ、長期の固定になることや偽関節になりやすいことなどの説明が必要です。
またジョーンズ骨折には外傷で起こる場合もあるのですが、その場合は通常の骨折と同じ固定で大丈夫です。
スポーツをされている方で、足の外側に痛みを感じた場合は、詳しく見てくれてしっかりと見極めをしてくれる専門家にかかってください。
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藤田鍼灸整骨院
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