頚椎椎間板症の治療とご相談は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にぜひお任せください!
首の痛み、背中の痛み、肩こり、寝違え、首を動かし辛いなど
椎間板は上下の椎骨の間にある軟骨で、荷重を支え衝撃を吸収するクッションの役割と、その弾性で脊柱に可動性を持たせ円滑な運動を可能にする役割があります。
椎間板の外側は繊維輪と呼ばれる強固な軟骨と、中心部に髄核と呼ばれるゼリー状の半流動体で形成されています。
この二重構造が強固かつ柔軟に脊柱を支えています。
椎間板は姿勢や動作の影響で負担がかかり、加齢に伴い髄核がずれて線維輪に亀裂が入ると炎症反応により痛みが生じます。
さらにその状態が続くと、徐々に髄核の水分が減少して変性という現象(すなわち老化)が起こり、クッションとしての機能が低下してしまいます。
椎間板の変性によりその支持性やクッション性が低下すると、今までかからなかった負担が周囲の組織にかかったり、支持が弱いために上下の骨の連結が弱くなりぐらつきが出たりします。すると周りの組織に炎症が起きたり神経を刺激したり、靭帯、関節や筋肉にも負担がかかったりして痛みの原因となることがあるのです。このような状態を椎間板症とよびます。
頚椎椎間板症の症状としては、首や背中の痛みで、寝違えのように急激に痛みが出ることもあれば、長期間慢性的に痛みが続くこともあります。
また、痛みがなくても首や肩のこり感や違和感、首の動きの悪さなどを感じたりすることもあります。
首の動きにより痛みが強くなることが多いですが、どの動きにより痛みが出るのかは人により異なります。
また、よく理由もなく急に首が痛み出したケースや朝起きると首が痛かったなどというケースは、長年かけて痛んでいた椎間板が変性を起こし、ついに痛みを出したという状態は少なくないと思います。
しかし、患者様は痛めた理由が明確にないために椎間板を痛めたという説明を受け入れられないことが多いと思います。
椎間板に限らず軟骨は血管や神経があまり通っていないために痛めるとすぐに痛みが出るとは限らないのです。
一度の大きな損傷ではすぐに炎症も含み痛みを出すこともありますが、小さな損傷場合痛みも炎症も起こらず、それが積み重なり限界を超えた時に突然出るというようなこともあるのです。
椎間板症の治療としては、痛みが強い時期に医療機関では患部の安静と消炎鎮痛剤や痛み止めの内服などを行うことが多いと思います。
当院では安静をベースに周りの筋肉の硬さをとって、椎間板へかかる負担を減らしていくことを行います。
痛みが改善されてきたら、合わせて筋肉の強化も行うとより効果的です。
椎間板症は肩こりなどの首の様々な不調が放置され、ついには軟骨も痛んできたという状態です。その状態を放っておくと、将来脊椎が変形してきたり、椎間板ヘルニアに移行したりして神経症状を伴ってきます。
肩こりも首周りの痛みなどもすべては生活を見直してほしいという体からのサインです。
首に痛みや違和感がある場合は、放置して様子を見るのではなく、なるべく早くお近くの専門家へご相談されることをおすすめします。
大阪市住吉区長居4-5-18
藤田鍼灸整骨院
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