足趾(基節骨、中節骨、末節骨)の骨折:足趾の痛み、足の指を物にぶつけてから痛い、足趾の上に物を落としてから痛いなど骨折の初期対応と固定除去後のリハビリは大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にぜひお任せください!
皆さんも足の指を何かにぶつけて「折れたかな?」と思うくらいの痛みを感じ、病院に行くべきか迷った経験がおありではないでしょうか?
そしてそのまま放置し、自然に痛みが取れている方の中で、その時に足趾から足の甲にかけて皮膚の色が濃い紫色になっていた方は骨折があったかもしれません。
この様に足趾の骨折は、程度にもよりますが判断に迷い、少し足を引きずって歩きかばうことで、なんとか生活が出来ることも多いために見逃されやすい骨折の一つだと言えます。
人の足趾の骨(趾骨)は、末節骨・中節骨・基節骨の3つで出来ていますが、母趾は末節骨と基節骨の2つの骨で構成されています。
通常、趾骨骨折の多くは中でも机やいすの足、柱や扉などにぶつけるなど、突き指による場合は4趾・5趾に多くみられます。
しかしサッカーや柔道、レスリングなどでは、母趾の骨折も多く、突き指の他に踏まれたり過剰な屈曲を強いられたりした時に起こります。
趾骨骨折の症状は、骨折部位の圧痛・腫脹・皮下出血などがみられ、骨片に転移がある場合(折れた部分がずれている場合)は見た目でわかるほど変形することもあります。
骨折の有無の判断方法としては、
- 足の甲や横に広がる濃い紫色になる皮膚の変色-これは骨折や捻挫などにより重度の組織損傷があると中での出血が多くなります。その血液は重力に従って下へと下がりますから睡眠時仰向けで寝る場合は足の甲側が下になるために甲側へと広がることになります。
- 足の指が曲がらないように足趾先端から足趾の付け根に向かって力を加える-これは軸圧痛と言って骨折部を疑う箇所を直接触ると痛いのは当たり前です。直接でない、離れた箇所より骨折部へ真っすぐに力を加えることで骨折部に痛みが出ると、骨に異変がなければ痛みは出ないはずですから骨折を疑うことになります。
そのほか骨折をみる時には、介達痛や腫れの具合、じっとしていても痛いのかなど様々な状態を観察して総合的に判断していきます。
この方法を使い骨折を判断すると時にはレントゲンに写らない初期のズレのない骨折を見つけることも出来ます。このズレのない骨折は一般的にはヒビと言われますが、ズレていないだけで実際には骨の連続性は断たれていて骨折と同じです。(子供の時には骨が柔らかいために折れないで曲がる場合や完全に連続性が断たれないケースもあります)
しかし、レントゲンを使わずに骨折の有無を判断するためには経験が必要です。
趾骨骨折のほとんどは、テーピングやアルミ製の副子(添え木のようなもの)で固定することにより治ります。
転移のあるものに対しては、徒手整復を行い、骨を元の位置に戻してから固定します。
趾骨骨折は、家の中での日常の生活の中でも常に起こる可能性のある骨折の一つです。
何かに足趾をぶつけてからなかなか痛みや腫れがひかなかったり、皮下出血が強かったりした場合は、早めにお近くの専門家にご相談ください。
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