筋皮神経麻痺:肘が曲げにくい、手の平を上に向けにくい、腕の外側の感覚がおかしいなどの問題は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にご相談ください!
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筋皮神経は腕神経叢から下降し枝分かれした神経の一つで、鳥口腕筋と呼ばれる筋肉を貫通して上腕の前面(上腕筋と上腕二頭筋の間)を走行します。
筋皮神経は上腕二頭筋、鳥口腕筋、上腕筋を支配していて、麻痺した場合は、上腕の力こぶの大きさに左右差が出たり、肘を曲げる掌を上側に返す(回外)動作などが弱くなったりします。
また、前腕の外側の知覚も司っているので、その部分に知覚障害が起こる場合もあります。
原因としては、物を担いで圧迫を受けること、または筋肉を貫通したり筋肉の間を走行したりしているためハードな筋トレなどで圧迫されることもあります。
治療は、経過を観察していくことで回復していきますが、筋力トレーニングなどが原因の場合は、トレーニングを中止することが必要な時もあります。
原因の心当たりがある場合も、そうでない場合も、肘が曲がらなくなったり、腕の脱力感があったり、前腕の知覚に異常を感じたりした場合はお近くの専門家にご相談ください。
肘周辺の異常、感覚や力の入れ具合がおかしい場合は
藤田鍼灸整骨院へぜひご相談ください!
06-6698-4568
参考文献
金谷文則,安里英樹,豊原一作,茨木邦夫:オートバイ事故による筋皮神経損傷の3例,整形外科と災害外科,47:(1)269~272,1998.
川口浩太郎,岡西哲夫,梶原敏夫:肘屈曲、前腕回内回外における上腕二頭筋、上腕筋、腕橈骨筋の運動的考察-筋皮神経完全麻痺の症例を経験して-,114.289-294,1974f23.