筋・筋膜性疼痛症候群 (MPS)-どの筋肉にも発生

筋・筋膜性疼痛症候群、MPS(Myofascial Pain Syndrome)、筋膜治療のご相談は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院へ!

筋・筋膜性疼痛症候群とは、筋肉を包む膜である筋膜に異常が発生することで痛みやシビレを引き起こすと言われています。時には激しい疼痛を生じる疾患ですが筋力低下は見られないという報告があります。この疾患が発生する可能性がある筋肉は全身の筋肉です。

 

ここでの筋膜は、筋肉もそうなのですが臓器なども包む膜とされ、体を支えたり動作の連携にかかわったり、時には内臓にも影響を及ぼすとされています。

 

原因のある場所には触ると結節状に硬いしこりがあり、その中にトリガーポイントと呼ばれる、押すとそれ以外の場所にも痛みを誘発するポイントが存在します。

 

慢性的な腰痛や肩凝り、顎関節症や緊張型頭痛などでは、筋・筋膜性疼痛症候群のかかわりが多いとされています。

 

発症の原因としては、急に筋膜に負荷がかかったり繰り返し筋膜に負荷をかけたりすることにより、筋膜が厚くなったり滑りが悪くなったりして硬結が出来て痛みを発するようになります。

重いものを持った、長時間の同じ姿勢や筋肉に負担のかかる姿勢したなどで、原因に思い当たることもあれば原因が自覚できない場合もあります。

 

治療に関しては、筋肉の圧痛点(トリガーポイント)の硬さを注射や鍼、徒手療法などにより緩めて、筋膜を正常な状態へと導いていくことが必要になります。

筋・筋膜性疼痛症候群は、的確な問診と筋肉の状態を正確に観察できる技術と、効果的な治療が合わさって、初めて症状を改善へと導いていく事が出来ます。

筋・筋膜性疼痛症候群、MPSのご相談は

藤田鍼灸整骨院 まで!

06-6698-4568

 

参考文献

川口 浩太郎, 田中 敦, 佐藤 園枝, 岡西 哲夫, 増田 順子, 関 恒夫, 高山 眞一郎, 釼持 和彦(1993)『下肢痛を有する腰痛患者の下肢筋力評価 ―筋・筋膜性疼痛症候群患者について』第28回日本理学療法士学会誌 第20巻学会特別号,Vol.20,179

 

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