体の外に起こる現象は見えるので〝判断〟しやすく、体の中は見えないために間違った判断をされている事が多いと思います。
例えば、皮膚にすり傷が出来ます。
水に付ければしみるし、触ると痛い。
でも2、3日もすればかさぶたが出来て来てかなり楽になる。
痛みは無くなってもかさぶたはまだあるので、再びそこをこすったりしない様に気をつけて治癒します。
しかし、体の中は見えないために、痛みが無くなった時点で治ったと判断してしまう。
痛みと治癒にずれが生じるのです。
治療家は、患者様のお話を伺い、施術を行うことで「こうすれば治る」「こうすれば悪化する」「この時点で治療を止めると再発する」という経験を何年間も積み重ねています。それを繰り返す事で、中の状態や今後どのように回復していくかが分かるようになって来ます。
それは(真剣にその部分に取り組んでいれば)年々分かるようになります。自分自身も、開業した20年前と今では大差があると思います。まだ進化しています。もっと体の中が見える様にして行きたいと思います。
大阪市住吉区長居4-5-18
藤田鍼灸整骨院
℡06-6698-4568