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有痛性踵パッド(踵部脂肪褥炎・ファットパット症候群):踵の痛み、踵を着くと痛い、踵に体重をかけると痛いなど
有痛性踵パッドとは
踵の骨の下と足の裏の皮膚の間には、踵部脂肪体(Heel Fat Pad)という脂肪の塊が存在していて、踵部脂肪体は踵に体重がかかる際のクッションの役割をしています。
この踵部脂肪体が様々な要因により変化することで踵に痛みを生じてしまう2つの疾患は踵部脂肪褥炎とファットパット症候群と呼ばれます。
その2つの疾患は原因や症状、発症年齢などはそれぞれ異なっているのですが、
は合わせて有痛性パッドと呼ばれます。
踵部脂肪褥炎
踵部脂肪褥は、加齢などにより踵部脂肪体の弾力性が低下し薄くなることで、踵骨隆起下縁部が直接地面に着いてしまうことによって痛みが生じます。
荷重時に踵の裏に痛みが生じ、そこを押すと骨を触る感覚が分かったり痛みを感じたりします。
発症年齢は中高年から高齢の方に多くみられ、内科的疾患が関係することもあります。
ファッドパット症候群
踵部に繰り返し衝撃がかかり続けることにより、踵部脂肪体の力学的な安定性が損なわれます。
それにより軟らかい踵部脂肪体と硬い踵骨との間で不安定性が生じ、剪断力が発生することにより発症します。
それにより荷重時に踵部に痛みが生じ、踵部全体に圧痛がみられる場合がファットパット症候群です。
ファットパット症候群は、若年から中高年の方が踵に衝撃がかかる運動を始めた頃や、新しく変えた靴が合っていない場合などによく見られます。
有痛性踵パッドを回復させるには
踵部脂肪褥炎、ファットパット症候群ともに踵部脂肪体の変化により発症するので、ヒールカップやヒールサポーターなどで、踵部の保護とクッション性をサポートしながら回復させていきます。
痛みの原因を判断し、それに合った処置を行うことにより回復させていくことが必要になります。
また、踵に痛みが出る疾患としては足底腱膜炎などもありますが、それぞれ症状の出かたや発症年齢など特徴があるために、よく観察することにより判断できます。
踵に痛みを感じてお困りの方は、ぜひ当院へご相談ください。
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