捻挫や靭帯損傷の治療は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院へお任せください!
捻挫は関節に起こります。
関節には骨と骨を繋ぎとめる、あるいは支えるための靭帯や関節包、滑膜や腱、軟骨が存在します。
関節が動く範囲は人により違います。生まれ持ったものや年齢、性別によっても違ってきます。
その人のその関節が正常に動ける範囲を関節可動域と言います。
関節の許容範囲を超えた捻りや折れ曲がる力、圧力などが加わることで捻挫は発生します。
例えば関節が可動域を超えて捻られると靭帯や関節包、腱などが引き伸ばされます。
そうすると靭帯の場合なら完全に切れたり部分的に切れたり、組織が引き伸ばされ損傷するのです。
また、捻挫はどの関節にも発生します。
そして切れたり伸びたりした靭帯などは元の状態まで治ることはありません。痛んだ箇所は結合組織と言う別の組織で修復されるのですが結合組織は元の組織よりも硬く弾力性がありません。弾力性がなく硬い組織は一見強そうですが、弾力性のない組織は前よりも弱い力で損傷するのです。よって出来るだけ元の状態に近づくように治すことが理想的であり、そのためには捻挫後の固定が重要です。
その固定の方法は、捻挫と言っても損傷部位はさまざまなので、損傷した部位によっては固定方法も固定期間も固定をする肢位も変わってきます。
ですから初めにどの部分がどのように、どの程度痛んでいるのかを出来るだけ詳しく調べる必要があります。
調べる方法としては引き出しテスト、問題となりそうな部位の圧痛、介達痛などの検査や歩行痛の有無、痛みの感じ方、動かせる範囲、皮下出血や腫れ方、痛めた時の状況などを詳しく見聞きすることで総合的に判断出来ることが大切です。
そして捻挫の状態を的確に判断し、骨折や軟骨損傷の有無も見極めた上で安全性を確保しつつ適切な固定を行うことが初めの段階で必要なこととなります。
次に固定を終了する時ですが、やはり受傷直後の時と同じく圧痛や各種検査を行い関節がしっかりと回復しているのかを見る必要があります。
期間のみで判断するところもあるようですが、予定していた固定期間前後の状態を見て良ければ早めに終了、悪ければ固定期間の延長をした方が良いと思います。
最後に予後や再発についてですが、捻挫治療終了後の関節を見てみて関節の強さが足りなければ筋力を鍛えて筋力で関節を安定させることが大切です。不安定で筋力が効いていない関節は、再び捻挫しやすいですし(よくくせになると言いますね)不安定な関節は将来的に変形しやすいからです。そうすると何年後か何十年後に痛みが出たり、使えなくなったりして手術になるかもしれないのです。関節によっては手術=痛みの無い生活とはならないケースもあるようです。よって治療後の回復具合は正確に判断してもらい、もし必要と言われた場合は筋力アップとケアはしっかりと行ってくださいね。
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