手のひらから指にかけてしびれる
手根管症候群は、手のひらと、親指、人差し指、中指、薬指の親指側にピリピリとした痛みやシビレが出たり、感覚が鈍くなるのですが、手の甲側には異常をきたしません。
また、ひどくなると親指の付け根の筋肉が萎縮してしわしわになってきて、人差し指と親指でOを作ろうと指先に力を入れるとOに出来ずに涙の様な形を作ってしまいます。
特徴としては、男性より女性に多く、妊娠や、糖尿病、アミロイドーシスや腎疾患などが関係する事もあるのですが、はっきりとした原因が無い特発性の手根管症候群が1番多い様です。
首やからくる手のシビレとの見極め方としては、
手のひら側の手首のしわの辺りを指先などで強く叩く事で指先の方へビリッと電気が走るような感じがあったり(反対の手には出ない)
手のひらで合掌のようなポーズを作り、出来るだけ手首を反らす事でシビレや痛みが強くなったり
感覚の鈍い範囲が、手のひらと親指~薬指の範囲のみである事でおおよその判断は出来ます。
手根管症候群は、手術をする前にチャレンジするべき固定方法がありますので、手根管症候群だと言われた方は、その方法を試してみるべきだと思います。
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藤田鍼灸整骨院
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