大結節剥離骨折、結果までの流れ
受傷歴
2日前に、野球のボールを追いかけキャッチするために飛び込んだ際、左肩を下にした態勢で肩を強打して、左手が上がらないから見て欲しいとおっしゃる患者様が来られました。
はじめにお話を伺った感じでは、腱板損傷や断裂、大結節の剥離骨折、鎖骨骨折、肩鎖関節脱臼が疑われます。
所見
次に肩の動きを見て行きます。
上肢の自動運動は、屈曲も外転も外旋も出来ません。
大結節部に圧痛がありますが、鎖骨と肩鎖関節は問題なし。
残るは腱板損傷と腱板断裂、大結節の剥離骨折です。
着衣を脱いでもらうと皮下出血があります。
肘関節の自動運動はOK、二頭筋は圧痛もなく大丈夫そうです。
判断
全ての検査終了後、大結節の剥離骨折を疑う必要があったのでレントゲン撮影に行って頂き、約40分後患者様が戻ってきてくれました。
結果
結果は、左上腕骨大結節の剥離骨折。
これから約1か月をめどに、固定を行う事になるのですが、皮下出血が結構出ているので、他の損傷も考慮ながら経過観察を行います。
大阪市住吉区長居4-5-18
藤田鍼灸整骨院
06-6698-4568