寝違いは寝る姿勢の問題?
痛みには境界線があります。
寝違いは、単に寝る姿勢が悪いから起こるのではなく、普段から痛んできていた首に、寝る時の姿勢の悪さが加わり、寝ている間に痛みの境界線を超えた状態をいいます。
首を捻った時などに痛みを感じた場合は「昨日捻って痛めた」と、その時に痛めたことがすべてだと感じるかもしれませんが、実はこのケースも、普段から首の関節が痛んできている事が関係しています。
多くの場合、寝違いも通常の首痛も、普段から首の関節が痛んでいる事が関係しているのです。
寝違いに関して、寝る時の姿勢のみが問題だと言いづらいのは、子供たちは関節が新しい状態であるため、毎日、寝違いをしてもおかしくないような姿勢で寝ても、あまり寝違いが起こらない事が上げられます。。
子供がまれに寝違い状態になるものは、首の骨が未熟で完成されていないために、1番上の関節が引っかかってしまう〝環軸関節固定〟という状態で、いわゆる寝違いとは別の状態だと考えた方がいいと思います。
寝違いになった方は、寝る姿勢の悪さもあるのですが、首の状態が悪くなっている事を意識した回復手段を取って頂ければよい結果が出やすいと思います。。
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藤田鍼灸整骨院
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