お尻の痛み、座るとお尻が痛いなど仙骨・座骨滑液包炎からの回復は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院へお任せください!
滑液包炎というのは、身体の各所でクッションの役割をしている「滑液包」という組織が炎症を起こしている状態といいます。
坐骨滑液包炎となる滑液包は二次性のものと言われ、坐骨にかかる慢性的なストレスや粘液変性により生じ、そこに外傷、感染、膠原病などの影響が加わることで滑液包炎に発展すると言われています。
場合によっては、炎症により滑液が過剰に分泌され、皮膚の表面に大きな腫瘤(コブ)が出来ることもあり下肢の放散痛を出す時もあるようです。それらは近くに坐骨神経や後大腿神経が通っているためだと思われます。
また、坐骨滑液包炎はその解剖学的位置により悪性腫瘍などとの鑑別も大切なのでMRIなどの検査をする事も重要です。
治療としては、症状や生活スタイルに合わせた座り方の指導により、改善されていくことが多いです。
また、腫瘤がある場合などは、注射で中の滑液を抜いたりすることもあります。
ただし滑液包炎は再発しやすい疾患なので、長時間の座位やクセのある座り方が戻るなどのないように注意が必要です。
冬の寒い時期になると座って過ごすことも多くなると思います。
座っていてお尻に痛みを感じた時は、早めにお近くの専門家にご相談ください。
仙骨や坐骨の痛みの相談は
藤田鍼灸整骨院へご相談ください!
06-6698-4568
参考文献
渡邊修二,中嶋秀明,内田研造,平井貴之,杉田大輔,馬場久敏(2011)
『坐骨結節に生じた滑液包炎の治療経験』中部整災誌,54,465-466