シンスプリント・脛骨過労性骨膜炎-運動による下腿内側の痛み

すねの内側の痛み、すね内側の腫れ、運動時や運動後にすねが痛いなど、シンスプリント・脛骨過労性骨膜炎・MTSSのご相談は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院へ!

 

シンスプリントは脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれ、MTSSと言われる下腿遠位部が出る慢性疲労障害に含まれます。また一般型と難治性と言われる経過の悪いタイプとに分けられます。

走ることやジャンプをすることが多いスポーツを行っている人に発生しやすく、痛みの出る場所は、下腿内側に位置する脛骨の下方1/3で、骨折のような激しい痛みというより鈍痛のような痛みが出ます。

また、痛みは運動時や運動後に出て、慢性化しやすいスポーツ障害だと言えます。

 

原因としては、ランニングやジャンプにより下腿の内側の骨へと繰り返し刺激が加わることや、足で地面をける時に使う筋肉が、下腿骨の骨膜を引っ張ることで炎症が起こると考えられています。

特に、下腿内側筋群(ヒラメ筋・後脛骨筋など)の疲労による柔軟性の低下が関連しているともいわれています。

 

後発年齢は16歳で、発生頻度はランナーの方が多く、中学生になって急激に走る量が増える時などは要注意です。

圧痛や腫脹、運動時痛などが主症状で、足の底屈抵抗運動で痛みは増強します。

 

シンスプリント一般型タイプと難治性タイプの分類

一般型 難治性
好発年齢 16歳 16歳
スポーツ種目 陸上競技ほか 陸上競技ほか
圧痛 脛骨内側縁に沿った縦5cm以上 脛骨前縁から内側面に縦5cm以上
高位 脛骨近位より50~80%の高さ 脛骨のどの高さでも
片足ジャンプ 陽性(踏切時に圧痛) 陽性(踏切時と着地時にに圧痛)
X線 異常所見無し 異常所見無し
MRI 骨膜または筋の高信号 骨髄の高信号
舟状骨降下 大きい例もある 小さい
股関節可動域 内旋可動域が大きい 小さい
筋力 股関節外転が若干弱い
走行 立脚中期でknee in. 立脚後期で股関節伸展が少なく、足関節底屈が大きい、ウィップ
復帰期間 平均2週間 平均2~3ヶ月治療
治療 保存的治療(スポーツ活動の制限を必要としない) 保存的治療(スポーツ活動の制限が必要

 

シンスプリントになりやすい要因としましては、使いすぎ・偏平足・走る場所・筋力不足など様々な要因が考えられます。

 

回復に向けては、痛めてしまった要因を見つけてそこからの改善をすることが出来れば、最短での回復が可能であり再発の予防をすることも出来ます。

 

シンスプリント一般型の早期の場合は運動を中止せずに、足の指や足首のストレッチ、硬くなった下腿の筋肉に手技を加えたり、練習後のアイシング等で回復を図ったりすることを行います。

また、足の内側縦アーチの低下に対して、足底板やテーピングを行うことも効果的です。

 

ただし、難治性シンスプリントの場合や、何もしていなくても痛みが続くような場合は疲労骨折を疑う必要がありますので運動の中止を即座に行うことが大切です。

 

藤田鍼灸整骨院

06-6698-4568

 

参考文献

城下 貴司(2006)『シンスプリントに対する臨床的治療展開の検討』第41回日本理学療法学術大会 抄録集

 

佐伯 純弥・長谷川 聡・中村 雅俊・中尾 彩佳・庄司 真・藤田 康介・ 簗瀬 康・市橋 則明(2016)『シンスプリントと関連するのはどの筋か せん断波エラストグラフィーによる検討』第51回日本理学療法学術大会 抄録集

 

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