首肩や背中、腕や手指の痛みでお悩みの方へ
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首肩や背中、腕や手指の痛みなどのお悩みで整骨院や鍼灸院に来られる患者さまの多くは関節の問題です。
しかし、人には関連痛と言われる【痛みを引き起こす原因部分とは違った個所に痛みを感じるメカニズム】があるために、ご自身では関節が痛んでいた場合でも、腕や太ももなどの関節以外の部分が悪くなっていると思うことは少なくないと思います。
実際に筋肉が痛んでいることもありますが、関節の障害により、それ以外の筋肉部分に痛みを感じることは多いのです。
関連痛の考え方
各関節と主な動かし方 | 痛みを感じる場所 | 問題が起きている個所 |
1.首を動かすと | 首、肩、背中、腕が痛む | 首の障害 |
2.腕を上げ下げすると | 背中や首と肩関節の間が痛む | 肩関節の障害 |
肩関節が痛む | 肩関節の障害 | |
上腕部が痛む | 肩関節の障害 | |
3.肘を曲げ伸ばしすると | 肘が痛む | 肘の障害 |
上腕が痛む | 上腕の筋肉の障害 | |
前腕が痛む | 肘の障害 | |
4.手首を動かすと | 手首が痛む | 手首の障害 |
前腕が痛む | 前腕の筋肉の障害 | |
手指が痛む | 手首の障害 | |
5.手指を動かすと | 手指が痛む | 手指の関節の障害 |
このように関節を痛めた場合、痛みを感じる場所と実際に傷んでいる部分は、同じである場合とそうでない場合があるのですが、やはりご自身の感じている箇所が痛んでいるとしか思えない方は多いと思います。
そかし、関連痛があることを考え、それも考慮して原因探しと治療をしなければ。、関係のない部分の治療をしてしまうことになりますから、関連痛の存在と考え方は必要です。
考え方の例をあげると・・・
腕を上下させた時の痛みの考え方
腕を上げるということは肩関節が動くということになり、肩の関節をを動かすのは背中や胸、首と肩の間にある筋肉ですから、
a.肩関節を動かす時に背中や肩関節と首の間に痛みが出れば、肩関節を動かすための筋肉が痛んでいる。
b.肩関節を動かす時に肩関節の部分に痛みが出れば、肩関節を構成する腱や軟骨、靭帯などを痛めている。
c.肩関節を動かす時に、上肢に痛みが出れば、肩関節に問題があり、肩関節を動かすことで神経が刺激されるために上肢に関連痛が出た。
と考えることなります。
肘を曲げ伸ばしした時に出る痛みの考え方
肘の関節を動かすのは上腕にある筋肉ですから、
a.肘関節を動かす時に上腕に痛みが出れば、上腕にある肘を動かすための筋肉が痛んでいる。
b.肘関節を動かす時に肘関節の部分に痛みが出れば、肘関節を構成する腱や軟骨、靭帯などを痛めている。
c.肘関節を動かす時に、前腕に痛みが出れば、肘関節に問題があり、肘関節を動かすことで神経が刺激されるために前腕や手指に関連痛が出た。
と考えることになります。
そして、手の関節を動かすのは前腕にある筋肉ですから、
手関節を動かす時に前腕に痛みが出れば、前腕にある傷めた筋肉で手関節を動かそうとしたために痛みが出た。
手関節を動かす時に手関節の部分に痛みが出れば、傷んだ手関節を動かしたために痛みが出た。
手関節を動かす時に、手指に痛みが出れば、手関節に問題があり、手関節を動かすことで神経が刺激されるために手指に関連痛が出たと考えていきます。
当院で行う首肩や背中、腕や手指の痛みの治療
問題を起こしている関節の特定ができましたら、傷んだ関節を元の状態に戻していくための治療を行います。
その治療は関節や筋肉を悪化させてしまった原因を見つけ出し、それを取り除くための正しい治療を考え、行うことです。
原因と治療が正しくなければ「違う原因に対して治療をする」ことになり、原因に対する「間違った治療をすること」になるからです。
傷んでいく、痛めてしまう身体の組織をどうすれば痛まないようにするのかを考え、それを実行するのです。
そのために必要なのは、痛めてしまう原因探しの知識と経験、そして、悪化の原因を除去するための治療を行える技術力です。
首肩や背中、腕や手指の痛みやしびれ、原因のわからない症状でお悩みの方はぜひ当院にご相談ください。
大阪市住吉区長居西3-1-33
藤田鍼灸整骨院
06-6698-4568