下腿外側から足背や足趾背側にかけてのしびれや知覚異常、足関節や足趾が背屈できないなど腓骨神経麻痺についてのご相談は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院で!
腓骨神経麻痺についての新しいブログはこちら!>>腓骨神経麻痺-下腿や足のしびれ、感覚異常・足関節や足趾が背屈できない
腓骨神経麻痺は、下腿部を通る腓骨神経が何らかの原因により圧迫されて発症します。
圧迫を受ける場所で最も多いのは、腓骨頭部(膝関節外側の少し下にある、触ると丸い骨の突起)のところです。
その部分では、腓骨神経が腓骨頭の後ろを巻きつくように皮膚のすぐ下を通っているため圧迫を受けやすくなっています。
原因としては、熟睡時に知らず知らずのうちに膝の付近を何かしら圧迫してしまったことによって発症するというのがよくみられます。特に飲酒後は感覚が鈍ったり、多少の刺激では目覚めなくなったりするためによく起こります。
その他、ギプス固定時に圧迫を受けたり、しゃがみ込む姿勢などが長く続くことによって筋肉に圧迫されたりすることでも起こります。
症状としては、神経が麻痺することにより下腿から下の外側のしびれ感や、足首が上に上がらないなどの症状が出ます。また腓骨等の周りを叩くと、チネル徴候という末梢に向けてビリッと電気が走る様な感じも出ることが多いです。
治療としては足首を上げられない状態での歩行が危険なため、ギプスなどで足首を固定し保存的に経過をみていきます。
多くの場合は、1ヶ月ほどで回復していきます。
ただし、足首が上げられないというような症状は、腰部の神経障害なども考えられますので正確に症状と原因を見極め施術に当たることが重要です。
足が上がらない、足がしびれるなどの問題は
藤田鍼灸整骨院 にぜひご相談ください!
06-6698-4568
参考文献
近藤 敏夫・淵上 克己・小田 清彦・松野 靖・吉光 悦郎・三隅 琢剛・松井 達『当教室で経験せる腓骨神経麻痺について』整形外科と災害外科 第14巻 第1号 55-57