腋窩神経麻痺:腕を上げ辛い、肩の外側の感覚が鈍いなどを感じた方は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にてご相談ください!
腋窩神経は、脊髄のから枝分かれし、肩甲骨の裏を通り、上腕骨に向かって巻きつくように走っています。
この腋窩神経の通り道にある上腕骨・上腕三頭筋長頭・大円筋・小円筋で囲まれた部分で圧迫を受けることにより腋下神経麻痺は生じることが多いです。
圧迫される原因としては、この部分で肩を打つなど外傷により内出血したり、松葉づえなどで圧迫を受けたり、筋肉が硬くなるなどで通り道が狭くなったりした場合などです。
腋窩神経は、三角筋を支配しているため、麻痺が起こると肩の外側の感覚が低下したり、三角筋が萎縮して痩せてしまったりします。
さらに三角筋は腕を上げる際に使うので、腋窩神経麻痺が起こり筋肉が萎縮すると腕を上げられなくなってきます。
腋窩神経麻痺は基本的に2~3ヶ月経過を観察しているうちに、自然と回復していく疾患です。
リハビリとしては、三角筋の萎縮により落ちてしまった筋力を回復させるための運動を行っていきます。
肩を打ってから腕が上がらない、特に原因が分からないが腕が上がらないなどの症状がある場合はいちど腋窩神経麻痺を疑ってみてください。
腕を上げ辛いと感じたら
藤田鍼灸整骨院 にご相談ください!
06-6698-4568
参考文献
落合直之:腋窩神経麻痺,最新整形外科大系,第22巻抹消神経疾患 筋疾患 循環障害,第3章末梢神経麻痺(絞扼性神経障害),56-59.中山書店、1999