大阪市住吉区長居藤田鍼灸整骨院>>http://shinkyuuseikotsu.com/
お尻の痛みやしびれ、太ももの痛みやしびれ、ふくらはぎ外側の痛みやしびれ、足趾の痛みやしびれ、足を触った感覚が鈍い、足趾の力が弱いなど
坐骨神経痛とは
坐骨神経とは脊髄の下部にあたる馬尾神経より枝分かれした神経が再び合わさることで作られた人体で最大最長の神経です。
坐骨神経は下肢の皮膚表面の感覚や筋肉を支配し、下肢の運動を司ります。
坐骨神経痛とは、坐骨神経の根元である神経根や坐骨神経の走行途中に何らかの問題が発生し、神経が障害されることでその走行部位や支配領域に痛みやしびれなどを引き起こす疾患となります。
坐骨神経痛を引き起こす疾患としては
- 変形性腰椎症>>変形性腰椎症ー腰の痛み・動き始めに腰が痛い
- 腰椎椎間板ヘルニア>>腰椎椎間板ヘルニアー腰の痛み・殿部の痛み・足のしびれや痛み
- 腰部脊柱管狭窄症>>腰部脊柱管狭窄症ー両足のしびれや痛み・歩くと両足が痛む
- 腰椎すべり症・腰椎分離すべり症>>腰椎すべり症・腰椎分離すべり症ー腰痛・歩くと足がだるくなる
- 腰椎分離症>>腰椎分離症・腰の疲労骨折-発育期の腰の痛み
などにより発症する神経根性の坐骨神経痛ですが、
- 梨状筋症候群>>梨状筋症候群-坐骨神経痛・足の痛みやしびれ
- 仙腸関節炎・仙腸関節障害>>仙腸関節障害-腰痛・臀部痛・そけい部や下肢の痛み
- 手術後の後遺症
など、神経根部以外での坐骨神経も少なくはありますが発症します。
坐骨神経痛が出現すると
・坐骨神経痛が出現すると、ふくらはぎの外側やすね、足部、足先などにしびれ感が出現する(痛みよりもしびれが多い)
・すねや足部、足先の感覚が鈍くなる
・姿勢や体の肢位によってはお尻や太ももの裏から足先に向かって電気が走る様な感覚が出る
・まれに足に冷たい感覚や熱い感覚が出る
・足の筋力低下が起こり足の力が弱る
などの症状が出現します。
坐骨神経痛を疑うときは
- 仰向けに寝て両足をまっすぐに伸ばしたまま、片方の足の膝を伸ばしたまま股関節から前方へと上げていくSLRテスト。
(それによりお尻や太ももから足先へと電気が走る様な感覚があると坐骨神経を疑う)
- 左右のふくらはぎの外側や足部、足先を筆などでそっとこすり、どちらかの感覚が鈍くないかを見る知覚試験。
(その時に靴下の上から触っているような鈍い感覚になっていると坐骨神経痛を疑う)
- 座った状態で膝のお皿の下を叩くことで下腿が前方に跳ね上がる跳ね上がり方を見るPTRテスト
- 座った状態で足首を上に軽く上に上げ、その状態でアキレス腱部を叩くことで足部が下方へ弾かれるように下がるその下がり方を見るATRテスト
- 左右の足首や親指を上へ向けたり下に下げたりする力に阻止する力を加えて左右の力の強さを比較する徒手筋力検査
などを行い総合的に判断します。
そして必要であればMRIやレントゲン撮影を行い、出ている症状と画像上問題がありそうな部位が一致しているかを確認し、一致していればそこが問題部位と判断することが望ましいです。
坐骨神経痛になったら
シップや痛み止めの飲み薬を用いて経過をみます。痛みの強い場合はブロック注射や痛み止めを行い、改善の見られないものや重症例では手術を行います。
当院では
当院では、先ず過去の腰痛や神経痛の経験を伺うことや、今回の神経痛がどのような経過で出ているかなどをしっかりと伺います。
そして、原因部位を見つけるために徒手検査をしっかりと行い問題部位の見極めを行います。
問題部位が分かったら、痛みやしびれの程度に応じて腰部や臀部、下肢の神経の走行に沿って必要な手技や鍼灸治療を行います。
(その時に必要な方には身体全体の問題点も探します)
また、腰部の神経根に問題がある場合は、バックトラックという特殊な牽引器具を用いた腰部の牽引を行います。
当院には、今までにも治療を受け、ご自身でも改善の努力をしてきたにもかかわらず回復しない方がよく来られます。
しかし、その方の多くは問題部位の見極めが出来ておらず、違う個所の治療を行ったり見逃したりして、必要な治療が出来ていない状態です。
問題部位をはっきりさせ、それに必要な処置を的確に行えば、痛みやしびれの回復の可能性は十分にあります。
坐骨神経の痛みやしびれでお悩みの方は、ぜひ当院にご相談下さい!
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