検査なければ治療も無し
我々代替医療者は、人の体を回復させるための施術を行います。
その施術を意味のあるものにするためには、どの様な理由で悪くなったのかを突き止める事。つまり、原因を探す必要があります。その原因を探すためには、形だけではないきちっとした、悪い所を本当に調べる事が出来る検査が必要になります。
ところが我々の業界では、初めに行う大切な検査法を磨く事が出来る場所が無いのです。
学校でも検査法は教えてくれます。
問題は検査法という技術を使って、実際の患者様に対してどれだけの経験を積めるのか?どこまで見れるようになれるのか?という事なのですが、検査法を磨くためには同じ空間に検査法を使って人の体を正しく評価できる熟練者が必要です。
というのも、いくら人の体を検査法で判断してみても、それが正解なのか?正しく正確に検査法を行えているかの判断をしてくれなければ、
「なるほど、このテストが出れば腱板損傷なんだな」
「このテストはこの角度で行う事で意味を成すんだな」
などとはならずに
「どこで痛みが出れば腱板損傷なんだろう?」
「これは肩関節がゆるいのかな?」
など「これがこう!」と正解が分かる人に言ってもらわない限り、正確なテスト法を修得する事は至難の業となるのです。
ですからこの業界には、本当のテスト法を使えるまでに鍛えている人はかなり少なく、
学校で学んだ検査法がほぼすべてで、そこから施術テクニックばかりを追い求める傾向が強いために、間違った検査法、間違った判断からの施術となり、なぜ回復したのかも分からないしなぜ回復しないのかも分からない施術者は多いと思います。
その様な方は、人の体と患部を理解する=検査力ですから、検査の出来ない人は、何もわからないままに教わったパターンの施術を行っている事になり、
検査の技術をあげなければ体と患部を回復させる事は不可能となります。
もし体を理解しないままに施術を行い、そこそこ回復しているとしても、
それは患者様の治癒力によるものです。
体と患部の状態を検査により理解してから施術を行っていれば、もっと早く回復したであろうし、もっと綺麗に、もっと良い状態で回復していたはずです。
検査力のレベルの高さで治療院を選んでみてはいかがでしょうか?
大阪市住吉区長居4-5-18
藤田鍼灸整骨院
06-6698-4568