踵骨前方突起骨折ー足首を捻った・足首より少し前の痛み

大阪市住吉区長居藤田鍼灸整骨院

踵骨前方突起骨折:足の捻挫による骨折、足を捻った、足の外側の痛みと腫れ、痛みの為に歩けない、見逃されやすい骨折など

 

踵骨とは

 

踵骨は踵を形成する骨で、踵骨の前方突起とよばれる部位には、二分靭帯(立方骨にまたがる踵立方靭帯と、舟状骨にまたがる踵舟靭帯)が付着しています。

その踵骨前方突起部にの何らかの外力が加わることで、踵骨前方突起靭帯の付着部が裂離骨折を起こすことがあります。

踵骨前方突起骨折 踵骨前方突起と二分靭帯|大阪市住吉区長居藤田鍼灸整骨院

踵骨前方突起と二分靭帯

 

 

踵骨前方突起骨折の原因としては

 

踵骨前方突起骨折の原因としては、足首を少し伸ばした状態で、前足部に内がえしの力が加わることで、踵骨前方突起部が二分靭帯に引っ張られて裂離骨折が起こります。

他にも、足関節を背屈した状態で、前足部に強く内返しの力が加わり、踵骨前方突起部に剪断力が加わり生じるとも言われています。

 

 

踵骨前方突起骨折になると

 

踵骨前方突起骨折になると、足の外側に腫れや皮下出血がみられ、受傷直後は激しい痛みのため歩行が困難になります。

圧痛もあり、足関節捻挫でみられる場所よりも、少し前寄りにみられます。

 

 

踵骨前方突起骨折が疑われるときは

 

踵骨前方突起骨折が疑われるときは、レントゲン撮影を行い、健側と患側を比較して骨折の有無を判断します。

レントゲンで分かりにくい場合には、CT撮影を行うこともあります。

 

 

踵骨前方突起骨折を回復させるには

 

踵骨前方突起骨折が認められたら、ギプスなどで固定を4週間行うことにより、ほとんどの場合骨折部分の安定が得られます。

 

 

踵骨前方突起骨折は、足関節の捻挫や二分靭帯損傷と間違われてしまうこともあります。

圧痛の場所や痛みの程度、腫れや皮下出血などの外観、長引く痛みなど注意深く観察する必要があります。

また、捻挫も骨折も初期の対応がとても重要で、それにより痛みが残るのか、もとの様に動くようになるのかなどが決定します。

 

足を捻って痛い、痛みが長引いているなど、足関節付近に気になる症状がある方は、ぜひ当院へご相談ください。

 

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