足根洞症候群-足関節捻挫後に残る足部の痛み

足根洞症候群の治療は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にぜひご相談ください!

足関節捻挫後遺症、足関節捻挫後に残る足部の痛み、足関節の不安定性、繰り返す捻挫など

 

足根洞とは

 

外くるぶしのやや前方にある踵骨(踵の骨)の前方部分と距骨(足首前面のしわの下にある骨)との間にある洞窟のような空間のことです。

 

足根洞症候群とは

 

何らかの原因により足根洞に炎症が起きた状態で、その部分の圧痛と後足部の痛みをきたす疾患です。

足根洞症候群は足関節外側の靭帯損傷とは異なり、足根洞単独の障害の場合は足関節自体の不安定性はみられません。

また悪化した場合は、でこぼこ道や路肩などの傾斜での歩行のみでも痛みが増悪したり、すねやふくらはぎまで痛みが広がったりすることもあります。

 

足根洞症候群が発症する過程は

 

諸説あるのですが、足根洞に問題が発生するケースの多くは、足首の内反捻挫などの外傷後に適切な治療を行なわなかったために続発的に起こります。

(捻挫で足関節の靭帯が損傷された場合に足根洞内に出血を起こし、これが瘢痕組織や繊維組織に変わり骨膜炎や浮腫を起こし痛みを出るなどの理由より)

また繰り返しの捻挫による足根洞付近のストレスによる慢性滑膜炎を中心とした炎症なども発生の原因と考えられます。

 

足根洞症候群の見極めは

 

足根洞の特徴的な症状の確認と、MRIなどにより行われます。

 

治療としては

 

基本は保存療法になります。

テーピングや足底板などで足根洞部分へかかる負荷を軽減したり、注射により炎症を抑えたりします。

症状が落ちついて来たころを見計らって足関節周りの筋力強化(特に腓骨筋)やバランス訓練などで、足関節の機能を向上させてあげることも必要です。

保存療法で改善されなかった場合は、足根洞の圧迫を除去する手術療法が選択されることもあります。

 

当院では

 

足根洞症候群を疑う場合、先ずは受傷機転や痛みの経過、過去の既往などをしっかりと伺うことでしっかりと的を絞ります。

次に足関節周囲の圧痛部位を丁寧に見ていきます。足根洞部分は押して痛みを感じる方向や響き方を健側と丁寧に比較します。

さらに周囲の腱の炎症や前方突起の骨折などがないか、足関節の角度やア土踏まずの状態はどうかなども判断材料にします。

そして最後にエコー観察を行います。

 

施術としては

 

足底板や筋力強化、鍼治療などを急性や慢性、痛みの強さや生活環境などを考慮しながらその方に合ったプランを立てます。

 

たかが捻挫、されど捻挫です。足関節周囲には様々な靭帯が存在します。骨折を起こせば分かり辛い部位も存在します。足首の痛みや違和感など、初期対応を正しくすれば防ぐことが出来る障害は沢山あります。捻挫を起こしてしまったら詳しく見てくれる専門家にて必ずチェックしてもらいましょう!

 

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