肩鎖関節脱臼ー肩の強い痛み・腕を上げられない

肩関節上方の痛み、腕を上げられない、鎖骨が浮き上がっているなど肩鎖関節脱臼のご相談と治療は、ぜひ大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にお越しください!

 

肩鎖関節とは、肩甲骨にある肩峰という部位と鎖骨の外端とで作られた関節で、靭帯によりつなぎとめられています。

 

柔道・レスリング・ラグビー・アメフトなどのコンタクトスポーツや、自転車事故、作業中の転倒・転落などで肩の外側を強く打ちつけることにより発症します。

強い外力が加わる事により、関節に負荷がかかり靭帯が損傷して脱臼が生じるのです。

その多くは、鎖骨が上方へ移動するような脱臼となります。

 

肩鎖関節脱臼は関節のずれの程度により、3型に分類されます。

 

TypeⅠ(捻挫)  靭帯の部分的な損傷だけで明らかな関節のずれがないもの

 

TypeⅡ(亜脱臼) 肩鎖靭帯が断裂し、烏口鎖骨靭帯に部分的な損傷があり、鎖骨がやや上方に移動しているもの

 

TypeⅢ(脱臼)  肩鎖靭帯、烏口鎖骨靭帯ともに完全に断裂し、鎖骨が完全に上方へ脱臼しているもの

 

症状としては、どのタイプであっても肩鎖関節の安静時の痛み、肩鎖関節の圧痛、運動時の激しい痛み、腫れなどが見られます。

TypeⅢになると、見た目にも鎖骨が上方へ浮き上がっているのが分かり、浮き上がっている端を上から押すとピアノの鍵盤のように上下に動きます。

また鎖骨外側端の骨折や腱板損傷などとの見極めも大切です。

 

治療としては、TypeⅠ及びTypeⅡでは三角巾やテーピングなどの固定による保存療法とリハビリを行います。

TypeⅢについては、年齢や日常生活の違いを考慮した上で、保存療法か手術療法かを選択することになります。

なお肩鎖関節脱臼を受傷してしまったら、治療方法に関わらず回復後は肩周りの筋肉の強化は重要となります。

 

外傷により肩周辺を痛め、その痛みが強い場合は三角巾で手を吊り、痛みの場所を冷やすなどの応急処置を行い、なるべく早く専門家にご相談ください。

 

肩に強い痛みを感じた方は

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