緊張型頭痛の治療を住吉区長居で行っています!

大阪市住吉区長居で頭痛専用の治療を行っています。当院には頭痛でお悩みの方が我孫子、南住吉、苅田、堺市などからもお越しいただいております。

緊張型頭痛・緊張性頭痛

緊張型頭痛はよく見られる頭痛であり、日本では20~30%の人が緊張型頭痛を持っているとされています。また、一生の間で緊張型頭痛に悩まされる確率は約30~78%の範囲とも言われています。緊張型頭痛を大きく分けると反復発作性の緊張型頭痛と慢性の緊張型頭痛に分けることが出来ます。

緊張型頭痛の一般的な特徴は

  • 頭痛に左右差は少なく、後頭部や頭全体に痛みが出ることが多いです。
  • ズーンとした重苦しい痛みが続きます。
  • 心臓が脈を打つようなズキンズキンとする痛みではありません。
  • いつ始まるのかいつ止まるのかはあなり分かりません。
  • 仕事はどうにか出来る状態であることが多い。
  • 痛みの強さは急激に変化する感じではありません。
  • 痛みで目が覚めることは少ないです。(夜中に肩や背中のこり感で目が覚めることがあります)
  • 肩や首のこり感を伴い、それは両側にあっても左右の差を感じることが多いです。
  • 後頭部の生え際から少し上の辺りのズーンと重いような痛みから始まることも多いです。

緊張型頭痛を引き起こしやすい条件は

  • 睡眠不足
  • 悪い姿勢(座っている時、立ちっぱなしの姿勢など)
  • ストレス
  • 目の使い過ぎ
  • 水分摂取の不足
  • 空腹
  • 長時間の手作業による筋疲労
  • 慢性的な肩こり
  • うつ
  • 不安
  • 筋性ストレス
  • 頭痛に対する薬剤の乱用
  • 口、顎などの機能異常
  • 冷えなど

この他にもたくさんの要因が考えられるため、日常の生活を注意深く観察し、その姿勢や作業内容が頭痛を引き起こす原因となるのかどうか様子を見ていくことも大切です。(以前は心理的な部分が大きいとされていましたが、神経細胞などに関係があるという研究発表もたくさんあるようです)

みなさんの頭痛と当院の頭痛治療について

みなさんの頭痛は次の2つに大きく分けることが出来ます。

  • 原因となる疾患が見当たらない一次性頭痛
  • 原因となる疾患があり、それにより出ている二次性頭痛

この中で多くの方が辛い思いをしているのは、原因のはっきりしない一次性頭痛です。

医療機関で何度も検査を繰り返し、異常がないと言われたので我慢し続けたり痛み止めで抑え続けたりしているのではないでしょうか?

異常がないということは怖い病気がないということになりますから頭痛は辛くても一先ずは安心します。

しかし、怖い病気は無いが原因が分からず解決方法もないのでは、この先ずっと頭痛と付き合っていくか、たまたま治るのを待しかありません。

その結果、自分で調べたり人に聞いたり、テレビで見たことを実践する手段しかなくなり、そして我慢と痛み止めの繰り返し・・・

当院には今までそのような方がたくさん来られました。ひどければ痛み止めで胃腸の調子を崩し、胃や腸の治療をされている方や、中にはうつ病になっている方もおられました。

当院の頭痛治療

身体に起こる問題を解決するためには原因を探すことが一番の近道です。

原因が分かりその原因を取り除くことが最高の治療です。

原因を取り除くことが出来れば悪くなり理由もなくなりますから痛みが出るはずもありません。

当院では先ず徹底的に原因を探します。

原因の中で最も多いのが首の問題です。

首のゆがみや頚椎の椎間板や椎間関節、軟部組織の損傷による頚椎の働きの低下

頚椎の機能低下による首の筋緊張の増大や左右非対称

首の筋緊張による血管や神経系の圧迫

それにより頭痛が発生したり後頭部の痛みが出たりすることが多いのです。

よって当院では

はじめに首にあるたくさんの筋肉をチェックして筋肉の張りや硬さ、むくみなどを取り除く手技を行っていきます。

この時ですが、手技を行う際には頚椎にかかる負担を最小限にする技術と知識が必要です。

今まで首の施術を受けてきたが回復してこなかった方の多くは筋肉の異常を取り除く技術がない、或いは頚椎に負担をかけないで行う手技を持ち合わせていないか、その必要性を知らないケースがほとんどだと思います。

頚椎に負担をかけない手技を用いることで首は回復させることが出来るのです。

首の頚椎、筋肉、循環などが良くなってくると頭痛を引き起こす筋緊張や頚椎へのストレスがなくなるために頭の痛が出ないようになります。

さらに姿勢や、睡眠、食事内容、首以外の体の問題が頭痛を引き起こしていないかもチェックして、必要であれば施術を行います。

そうすることで当院では追跡できていない方以外、みなさん頭痛のない生活を送ることが出来ています。

まとめると頭痛の施術には

■頭痛に関する幅広い知識

■頭痛を引き起こす箇所や原因の特定

■頭痛を無くすために必要な頚椎に負担をかけない知識と技術

■首以外の問題点の改善が必要です。

当院では開院前の10年間、開院後は20年間、頭痛の施術を行ってきました。

緊張型頭痛や片頭痛で本当にお悩みの方は、ぜひ当院の施術を受けて頂きたいと思います。

 

◆以下の内容は国際頭痛分類第3版beta版(ICHD-3β)による分類と説明です。

緊張型頭痛の分類

  • 稀発反復性筋緊張型頭痛

  • 頻発反復性緊張型頭痛

  • 慢性筋緊張型頭痛

  • 緊張型頭痛の疑い

 

緊張型頭痛を感じることになる正確なメカニズムは不明となっていますが、慢性緊張型頭痛においては、脳や脊髄の疼痛メカニズムがより重要な役割を果たしています。一方、稀発性緊張型頭痛と頻発反復性緊張型頭痛については脊髄から出た神経が身体の末端までに行き渡る間の神経の疼痛メカニズムが主要な役割を果たしている可能性が最も高いとされています。

緊張型頭痛の患者さんにおいては、頭の周りをさわることや押すことで通常よりも強い痛みを感じることが重要な判断基準となります。

その押すことによる痛み(圧痛)は、頭痛発作が出ていない時にも多くみられ、頭痛の強さと頻度とともに強くなり、頭痛が出ている時にはさらに痛みが強くなります。

さらに頭部周囲の圧痛は、前頭筋、側頭筋、咬筋、翼突筋、胸鎖乳突筋、板状筋および僧帽筋などの筋肉の上を第2指と第3指を使って小さく強く回転させて動かしながら圧を加えていくことによりその程度も分かります。

それら患者様の頭痛を触れることで判断することは、治療計画においてとても大切で、患者様自身に正しく頭痛を理解して頂くことや、患者様と一緒に頭痛改善に取り組むための信頼関係を築く上でとても大切です。

また一次性頭痛の中には筋緊張型なのか判別の難しい、軽度の前兆のない片頭痛があるのですが、これは一次性頭痛の中の頻発頭痛を持っている患者様は両方の頭痛を経験していることがあるからです。

 

稀発反復性緊張型頭痛

 

稀発反復性緊張型頭痛特徴

稀発反復性筋緊張型頭痛は大多数の方に起こるのですが、人々に及ぼす影響は少ない方の頭痛です。

頭痛が出る頻度としては稀で一般的には両側性に出現し、症状は圧迫感または絞めつけ感、の頭痛で強さは軽度~中等度です。

痛みは数十分~数日間持続し、日常的な動きでは強くならず、悪心は伴わず、光過敏または音に対して過敏になることがあります。

 

稀発反復性緊張型頭痛の判断基準は

A.平均して1か月に1日未満(年間12日未満)の頻度で発現する頭痛が10回以上あり、かつB~Dを見たす。

B.30分~7日間持続する

C.以下の4つの特徴うち少なくとも2項目を満たす。

  1. 両側性
  2. 症状は圧迫感または絞めつけ感(非拍動性)
  3. 強さは軽度~中等度
  4. 歩行や階段の昇降の様な日常的な動作により増悪しない

D.以下の両方を満たす。

  1. 悪心や嘔吐はない
  2. 光過敏や音過敏があってもどちらか一方のみ

E.ほかに最適なICHD-3の診断がない

また、稀発反復性緊張型頭痛は頭蓋周囲の圧痛を伴う稀発反復性緊張型頭痛と頭蓋周囲の圧痛を伴わない稀発反復性緊張型頭痛に分類されています。

 

稀発反復性緊張型頭痛分類と特徴

  • 頭蓋周囲の圧痛を伴う稀発反復性緊張型頭痛

a.頭痛は稀発反復性緊張型頭痛の診断基準を満たす。

b.触診により頭蓋周囲の圧痛が増強する。

  • 頭蓋周囲の圧痛を伴わない稀発反復性緊張型頭痛

a.稀発反復性緊張型頭痛の診断基準を満たす。

b.触診により頭蓋周囲の圧痛が増強しない。

 

 

頻発反復性緊張型頭痛

 

頻発反復性緊張型頭痛特徴

頻発反復性緊張型頭痛は、高価な薬剤の使用が必要となるほどの支障をきたすこともある頭痛です。

発生頻度が高く、一般的に両側性で、圧迫感または締めつけ感があり、痛みの強さは軽度~中等度で数十分~数日間持続します。

その痛みは日常的な動作で強くなることは無く悪心も伴わないが、光過敏または音過敏を呈することがあります。

頻発反復性緊張型頭痛は前兆のない片頭痛に併発することが多く、片頭痛患者が緊張型頭痛を併発しているかどうかは、頭痛ダイアリーを診断的に用いて特定していくことが望ましい様です。

また、片頭痛の治療は緊張型頭痛の治療とかなり異なっているため、正しい治療を選択し、薬剤の使用過多や、その結果として起こる頭痛(薬物乱用頭痛)の発症を防止するためにも、片頭痛と緊張型頭痛の区別を患者様に自身にも出来るようになってもらうことが大切です。

 

頻発反復性緊張型頭痛の判断基準は

A.3か月を超えて、平均して1か月に1~14日(年間12日以上180日未満)の頻度で発言する頭痛が10回以上あり、かつB~Dを満たす。

B.30分~7日感持続する

C.以下に4つの特徴のうち少なくとも2項目を満たす。

  1. 両側性
  2. 症状は圧迫感または絞めつけ感(非拍動性)
  3. 強さは軽度~中等度
  4. 歩行や階段の昇降の様な日常的な動作により増悪しない

D.以下の両方を満たす。

  1. 悪心や嘔吐はない
  2. 光過敏や音過敏があってもどちらか一方のみ

E.ほかに最適なICHD-3の診断がない。

 

頻発反復性緊張型頭痛分類と特徴

  • 頭蓋周囲の圧痛を伴う頻発反復性緊張型頭痛

a.頭痛は頻発反復性緊張型頭痛の診断基準を満たす。

b.触診により当該周囲の圧痛が増強する。

  • 頭蓋周囲の圧痛を伴わない頻発反復性緊張型頭痛

a.頭痛は頻発反復性緊張型頭痛の診断基準を満たす。

b.触診により当該周囲の圧痛が増強しない。

 

慢性緊張型頭痛

 

慢性緊張型頭痛特徴

慢性筋緊張型頭痛は生活の質(QOL)を大きく低下させるためとても深刻です。

頻発反復性緊張型頭痛から進展した状態で、毎日あるいは頻繁に発現し、一般的に両側性で、圧迫感または締めつけ感があります。

痛みの強さは軽度~中等度で、数時間~数日間または絶え間なくその状態が持続します。

痛みは日常的な動作により強くはなりませんが、軽度の悪心、光過敏または音過敏を呈することがあります。

 

慢性緊張型頭痛の判断基準は

A.3か月を超えて平均して1か月に15日以上(年間180日以上)の頻度で発現する頭痛でB~Dを満たす。

B.数時間~数日間、または絶え間なく持続する

C.以下の4つの特徴のうち少なくとも2項目を満たす。

  1. 両側性
  2. 症状は圧迫感または絞めつけ感(非拍動性)
  3. 強さは軽度~中等度
  4. 歩行や階段の昇降の様な日常的な動作により増悪しない

D.以下の両方を満たす。

  1. 1.光過敏や音過敏があってもどちらか一方のみ
  2. 2.中程度・重度の悪心や嘔吐はどちらもない

E.ほかに最適なICHD-3の診断がない

慢性緊張型頭痛は、頻発反復性緊張型頭痛から時間経過に伴い伸展します。

慢性緊張型頭痛と慢性片頭痛は、1か月に15日以上頭痛が見られる状態のものを指します

慢性緊張型頭痛は、緊張型頭痛の基準を満たす頭痛が15日以上ある頭痛であり、慢性片頭痛は、片頭痛の基準を満たす頭痛が8日以上ある頭痛である。従って1人の患者さんが両方の基準を満たすこともあり、このような場合は慢性片頭痛として見て行く方が良いようです。

 

慢性筋緊張型頭痛分類と特徴

  • 頭蓋周囲の圧痛を伴う慢性緊張型頭痛

a.頭痛は慢性緊張型頭痛の診断基準を満たす。

b.触診により当該周囲の圧痛が増強する

  • 頭蓋周囲の圧痛を伴わない慢性緊張型頭痛

a.頭痛は慢性緊張型頭痛の診断基準を満たす。

b.触診により当該周囲の圧痛が増強しない。

 

緊張型頭痛の疑い

 

緊張型頭痛の疑い特徴

緊張型頭痛の診断基準に必要な項目のうち1項目足りない緊張型様頭痛で他の頭痛の診断基準を満たさないものがこの中に入ります。

 

緊張型頭痛の疑いの分類と判断基準

  • 稀発反復性緊張型頭痛の疑い

A.1回以上の頭痛は頻発反復性緊張型頭痛の診断基準A~Dのうち1つだけ満たさない。

B.ICHD-3の他のいずれの頭痛性疾患の診断基準も満たさない。

C.ほかにICHD-3の診断がない。

 

  • 頻発反復性緊張型頭痛の疑い

A.頭痛は頻発反復性緊張型頭痛の診断基準A~Dのうち1つだけ満たさない。

B.ICHD-3の他のいずれの頭痛性疾患の診断基準も満たさない。

C.ほかにICHD-3の診断がない

 

  • 慢性緊張型頭痛の疑い

A.頭痛は慢性緊張型頭痛の診断基準A~Dのうち1つだけ満たさない。

B.ICHD-3の他のいずれの頭痛性疾患の診断基準も満たさない。

C.ほかにICHD-3の診断がない

 

緊張型頭痛や片頭痛でお悩みの方は

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