強直性脊椎炎のリハビリは住吉区長居の藤田鍼灸整骨院にご相談ください!
強直性脊椎炎:腰痛、仙腸関節痛、殿部痛(坐骨神経痛)、胸部痛、股・膝・足関節などの痛みや腫れなど
強直性脊椎炎とは、脊椎や骨盤などの体幹を構成する骨に関連した腱や靭帯などに炎症が生じる原因不明のリウマチ性疾患です。
強直性脊椎炎は、ヒト白血球抗原(HLA)のうちHLA-B27との強い関連性があると言われています。遺伝的ななんらかの要因に加えて細菌感染などの後天的要因により免疫異常が生じた結果、発症すると推測されていますが、いまだ研究段階です。
男女比としては約3:1と男性に多く、ほとんどの場合40歳以下で発症します。
一般的には、男性に比べ女性では発症が遅く、軽症例が多いとされています。
症状としては
仙腸関節炎や脊椎炎による腰背部痛や殿部痛が初発症状となることが多いです。また、その痛みは運動により軽快し、安静や就寝により増悪するという通常とは真逆のような特徴を有します。
靱帯付着部(関節周辺の骨性突出部など)の炎症徴候(疼痛、腫脹)もしばしば見られます。
手足の大きな関節(股、膝、足、肩など)四肢の関節にも症状が及ぶこともあります。
体のだるさ、疲れやすさ、体重減少、微熱、高熱などの全身症状が出ることもあります。
強直性脊椎炎は
病状が進むにつれて次第に脊椎や関節の動きが悪くなり、20~30%の症例では、全脊椎の強直(竹様脊椎:bamboo spine=脊椎が1本の棒のようになる)に進展します。
さらに、約30%の人には失明を招くぶどう膜炎(虹彩炎)が併発し、その他、消化器(炎症性腸疾 患)、循環器(弁閉鎖不全症、伝導障害)、呼吸器(肺線維症)などの病変を合併することがあります。
治療としては
根治療法はなく、薬物療法および各種物理療法・運動療法などの対症療法が主体となります。
薬物療法としては、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)が基本となり、これにより多くの例で痛みが和らぎます。
症状が進行し関節の拘縮が強くなり、日常生活や歩行に強い支障がある場合には、対象となっている関節に対して人工関節置換術などの手術療法が選択されることもあります。
それらの中でも運動療法は重要で、背骨や胸の動きが制限され、動きづらくなって日常生活動作や就労に支障をきたすようになるため、ご自身でのゆっくりとしたストレッチ、体操や運動を積極的に行うことが大切です。
また、強直性脊椎炎の運動療法を医療機関や治療院関節で、負荷がかかりすぎない強さ、少し痛みが出るか出ないかの強さでゆっくりと関節を動かし筋力を落とさないようにすることも重要です。
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