半月板損傷ー膝の痛み

膝の痛み、膝が伸びない、膝が曲げられない、膝の曲げ伸ばしでひっかかりがある、正座が出来ない、歩くと膝が痛いなど、半月板損傷のご相談は大阪市住吉区長居の藤田鍼灸整骨院へ!

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半月板は膝関節の中にあり、太ももの骨とすねの骨の間にある軟骨様の板で、内側と外側にそれぞれ1枚ずつあります。

 

半月板は、膝の動きを滑らかにしたり膝の関節を安定させるとともに、ジャンプなどの衝撃を分散させたりするクッションのような役割を果たしています。

 

半月板損傷は、スポーツなどの怪我から生じる場合(外傷性)と、加齢により傷つきやすくなっている半月に微妙な外力が加わって損傷する場合(変性断裂)があります。

 

外傷性の場合、膝を捻ったり本来動かない方向に力が加わったりして大きな負担がかかる時に発生します。ジャンプの着地やストップ&ターンなどでバランスを崩した時、人と接触をして膝を捻ったことで受傷される方が多いと思います。

 

発生頻度の高いスポーツとしては、バスケットボール・バレーボール・体操・サッカー・テニス・野球・スキーなどがあげられます。

 

また、半月板は加齢に伴い変性していくので、40歳を超えてくると少しの外力でも損傷してしまいます。

よって、激しい運動を続けるのでしたらそれに耐えうる体づくりが大切だと思います。

 

半月板損傷は単独で損傷するよりも全体の約6割が前十字靭帯や内側側副靭帯の損傷を併発しています。また、前十字靭帯の損傷により膝関節に緩みが生じた時には、骨との摩擦により損傷してしまうこともあります。

 

症状としましては、膝を伸ばす時に一瞬ひっかかるような違和感(キャッチング)が常にあり、損傷の程度が大きい場合には断裂した半月板の一部が関節に挟まってしまい、膝を伸ばせない状態(ロッキング症状)が起こることもあります。

 

回復にあたっては、損傷の程度が軽症であれば、膝周りの筋肉の筋力アップや、筋肉の疲労をとったり柔軟性を出すために、手技を加えたりすることにより症状は軽快します。

保存的に回復させていくのが第一ですが、痛みが長く続いたり、日常生活やスポーツ活動などに支障をきたしたり場合は、関節鏡を用いた半月板の縫合術や部分切除などの手術を行います。

 

膝の靭帯や半月板の損傷は、きちんと判断して対処していかなければ、変形性膝関節症へと移行しやすくなってしまいます。

また、合併損傷など受傷した膝の状態がどうなっているのかを正確に判断することが重要になってきます。

 

藤田 鍼灸 整骨院

06-6698-4568

 

 

  • 参考文献
  • 嘉陽 宗明(2009)『半月板損傷、膝屈曲可動域制限に対する半膜様筋・膝窩筋へのアプローチについて』第44回日本理学療法学術大会 抄録集

 

  • 高橋 邦泰(2008)『膝の最前線 膝の外傷を中心に』理学療法学 23巻2号,335-340

 

  • 山藤 良史・中山 博文・野田 敬二・河野 龍之助(1990)『スポーツによる半月板損傷の治療成績』整形外科と災害外科 39巻1号,37-39

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