上腕骨外科頚骨折-肩の骨折・高齢者の骨折

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上腕骨外科頚骨折:肩の骨折、高齢者の骨折、転倒して手を着いて肩を痛めた、肩が痛くて上げられない、数日してから胸や腕に内出血が出てきたなど

 

上腕骨外科頚骨折とは

 

上腕骨外科頚骨折とは、上腕骨近位端骨折の1つです。

上腕骨近位端骨折とは上腕骨の肩の方に近い部分での骨折で、いくつかの部分に分類されますが、中でも外科頚という部位が特に骨折しやすく高齢者に多い骨折の一つでもあります。

 

 

上腕骨外科頚骨折の原因としては

 

上腕骨外科頚骨折の受傷原因としては、転倒して手を着いた時などに外力(衝撃)が加わることで外科頚部分を境に骨折することが多いです。

特に骨粗鬆症など骨が弱くなっている高齢者に多く、比較的軽い衝撃でも起こることがあります。

 

 

上腕骨外科頚骨折になると

 

上腕骨外科頚骨折になると、受傷直後から痛みを感じ、腕を動かそうとするとさらに痛みが強くなり腕を上げられなくなります。

また、腫れや皮下出血を伴い、皮下出血は重力により徐々に胸や腕の方に広がっていきます。

 

 

上腕骨外科頚骨折を回復させるには

 

上腕骨外科頚骨折の多くは、保存療法で回復させていきます。

保存療法としては、骨折部にズレがなかったり、転移が軽微だったりする場合に、三角巾やバストバンドと呼ばれる固定バンドと用いて体幹に固定して行います。

固定後は、手指のむくみを防ぐため積極的に手指の運動を行い、1~2週間すると痛みも和らいでくるので、骨折の状態をみながら肩関節を動かすリハビリも始めていきます。

そして骨折部が安定してからは、患部周辺の筋力トレーニングも合わせて行っていきますが、ある程度肩の動きが獲得できるようになるまでには3~4ヶ月ほどかかります。

また、骨折部のズレが大きい場合などでは手術療法が適応となりますが、リハビリの方法は大きくは変わりません。

 

上腕骨外科頚骨折は、骨折の状態やリハビリを開始する時期により、回復までの期間が変わってきます。

また、正しいリハビリの知識と技術に基づいて、回復させていくことが重要となり、正しくリハビリを行うことが出来れば、肩の動きもかなり回復させることが出来ます。。

 

転倒や手を着いて肩が痛い、数日してから胸や腕に内出血が出てきたなど気になることがある場合や、骨折後のリハビリはぜひ当院にご相談ください!

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参考文献

仲川 喜之・酒本 佳洋・櫻井 悟良「上腕骨外科頚2,3part骨折の細分類‐Polarus Humeral Nailの治療経験より‐」肩関節(2006)30巻3号,p435~439.

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