バーナー症候群・バーナーペインー肩から腕の焼けるような痛み

バーナー症候群(バーナーペイン)のご相談は住吉区長居の藤田鍼灸整骨院まで!

肩から腕にかけて焼けるような電撃痛、上肢の痺れや脱力感、コンタクトスポーツでの怪我など

 

バーナー症候群は、ラグビーやアメリカンフットボール、レスリングなどのコンタクトスポーツで相手と接触し、肩や頚に強い衝撃を受けた際に生じます。

 

スポーツにより、首が強制的に反ったり横に曲がったりすることで、首の後部が大きく圧迫されるケースや、横側が圧迫されたり過剰に伸ばされたりするケースが出てきます。その際に頚椎から出て交差しあう神経の束(腕神経叢)にも強いストレスが加わります。すると、その神経群の行き先である肩から腕にかけて焼けるような電撃痛を発し、上肢の痺れや脱力感などを生じた状態になるのです。

 

バーナー症候群を引き起こす肢位とその発症機序は次の3つに分類されます。

  • Ⅰ型(牽引型)

外力を受けた方向と同側の上肢に症状が生じるもの

  • Ⅱ型(側屈型)

外力を受けた方向と反対側の上肢に症状が生じるもの

  • Ⅲ型(伸展型)

正面から外力を受け、両側あるいは左右いずれかの上肢に症状が生じるもの

 

主な症状は

一時的な神経症状で、肩から手にかけて感覚神経症状(しびれ、焼けるような痛み、感覚異常など)、運動神経症状(脱力、筋力低下など)を伴います。

一般的には、一過性の症状で数分~長くても一時間程度で軽快するのでその場でのプレー復帰が可能です。ただし2週間くらいはなんらかの軽い症状を伴うことも多くあります。

重症例においては2ヶ月以上症状が消失するまでにかかったり、再発を繰り返すと永続的な神経障害を残してしまったりすることもあります。

また、なかなか症状が軽減しなかったり、脱力感が取れなかったりする場合は神経根の損傷や、椎間板ヘルニアなどの疾患との鑑別も必要となってきます。

 

診断は

受傷機転、問診、知覚検査、筋力検査、徒手検査(腱反射や神経ストレステスト)などを行い判断していきます。

 

治療としては

痛み、痺れが消えるまで頚部を安静に保ちます。

予後は良好で、重症例においても95%でスポーツ復帰しています。

 

バーナー症候群を予防するためには

頚から肩周辺のストレッチや筋力アップが大切になります。

特に、僧帽筋を鍛えることにより、相手と接触した際の頚部への衝撃を抑え、怪我の予防に役立ちます。

 

バーナー症候群は、コンタクトスポーツの現場ではよくみられる疾患ですが、自己判断によるスポーツ復帰などは危険です。症状が出た場合には、スポーツ外傷に詳しい専門家にご相談されることをおすすめします。

 

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