手の指を曲げると痛む
手のひらと指の境目のシワから1センチほど下の手のひらの部分には、指を曲げる時に使う腱を腱鞘が包み込んでいます。
手のひらの腱は指の曲げ伸ばし時に良く使うために、それを保護して腱を動きやすくする役目のものが腱鞘となります。
腱は腱鞘により保護をされてはいるものの、曲げ伸ばしが過ぎると炎症を起こしたり、曲げた時に圧迫される事がくり返され、その部分が変性を起こし分厚くなってきます。
そうなる事で太くなった腱が、腱鞘の中を通過する事が困難となる場合や引っかかる事でばね現象が出るとされています。
ばね指でも安静を考えながらの理学療法が好ましいと思いますが、当院ではさらにポリキャストで専用の固定具を作って固定を行います。
しかし、手をよく使う必要のある方や、痛みの強い方、3か月~6か月で変化のない方は手術を考慮した方が良い様です。
また、手術を行う場合は、縫わなくてもよい程度の小さい傷での手術法で行う整形外科もあり、その場合、2日後には水を使っても大丈夫との事ですのでご相談いただけたらと思います。
大阪市住吉区長居4-5-18
藤田鍼灸整骨院
06-6698-4568