腕神経叢損傷-腕が上がらない・手が使えない

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腕神経叢損傷:腕が上がらない、肘を曲げられない、肩の筋肉が痩せてきた、手が上がらない、指に力が入らないなど

 

腕神経叢とは

 

首の骨である頚椎から出ている神経は8本あり、そのうちの第5頚髄神経根から第1胸髄神経根までの5本の神経が複雑に交叉している神経の部位は腕神経叢と呼ばれます。

(腕神経叢は、神経根→神経幹→神経索→神経束→末梢神経というように走行していきます)

その第5頚髄神経根から第1胸髄神経根までの5本の神経が支配する運動を大まかに分類すると

第5頚髄神経→肩を動かす

第6頚髄神経→肘を曲げる

第7頚髄神経→肘を伸ばし手関節を反らす

第8頚髄神経と第1頚髄神経→指を曲げる

となっています。

 

 

腕神経叢損傷とは

 

腕神経叢損傷は、オートバイ走行中の転倒、スキーなど高速滑走のスポーツでの転倒、機械に腕が巻き込まれた時など、首から肩の部分が強い力で引き伸ばされ損傷してしまった状態です。

また、お産時に、難産で首や腕が強く引っ張られて起こることもあります。(分娩麻痺)

いずれの場合も、どの位置で損傷したのか、どの程度の損傷なのかにより運動麻痺や感覚障害、自律神経障害が様々な形で出ることになります。

腕神経叢損傷は損傷した位置や損傷程度により、上位型、下位型、全型に分けられます。

一般成人の腕神経叢損傷の場合、全型が多く次は上位型で下位型は少ないです。

分娩麻痺の場合は、上位型が8割を占め、全型は2割と少なくなっています。

 

・上位型

肩の挙上、肘の屈曲が出来なくなり、肩の回旋や前腕の回外力が低下します。

上腕近位外側と前腕外側に感覚障害がみられます。

 

・下位型

手首、手指の屈筋や手内筋(骨間筋、小指球筋)の麻痺により、手指の運動が障害されます。

前腕や手の尺側に感覚障害がみられます。

 

・全型

肩から手まで、上肢全体の運動と感覚が障害されます。

また、眼瞼下垂、眼裂狭小、瞳孔縮小などのホルネル徴候が見られます。

 

腕神経叢損傷は、徐々に軽快するものから全く回復しないものまで、いろいろあります。

中でも神経根が引っ張られて脊髄からちぎれてしまった状態(引き抜き損傷)が最も重篤で、次いで神経の断裂、軸索損傷、神経虚脱というように分類されます。

 

腕神経叢麻痺の治療は、損傷の部位や損傷の程度によって大きく変わってきますので診断がとても重要になってきます。

 

節前損傷なのか節後損傷なのか、神経損傷の程度、麻痺の型などをしっかりと判断しなくてなりません。

 

そのためには臨床症状と合わせて、脊髄造影・ミエログラフィーCTにより神経根の根糸の状況を確認したり、MRI検査で頚椎の神経根糸の状態や外傷性髄膜瘤の有無を確認したりします。

 

他にも、針筋電図検査により筋の脱神経電位の有無、麻痺が完全麻痺かどうか、またその分布を確認したりもします。

 

大きな外力がかかり、首と肩が異常に引き延ばされた後に、運動麻痺や感覚障害などが出ている場合は、早急にお近くの医療機関を受診されることをおすすめします。

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