リウマチ性脊椎炎―首の痛み・首を動かし辛い・後頭部の痛み

リウマチ性脊椎炎:首の痛み、首を動かし辛い、後頭部の痛み、手足のしびれ、手足の脱力や麻痺、呼吸障害など

 

自己免疫疾患の一つである関節リウマチは、手指などの関節に起こることが多いのですが、脊椎に起こることもあり、それをリウマチ性脊椎炎といいます。

リウマチ性脊椎炎は、関節リウマチが進行した方や関節リウマチ罹患期間の長い患者さんに発症しやすいと言われています。

 

リウマチ性脊椎炎は、脊椎のなかでも頭蓋骨を支える首の骨の一番上の骨である環椎と、その環椎の下にある軸椎に最も多く起こります。

それらは環軸椎亜脱臼(atlantoaxial subluxation:AAS)と環軸椎垂直亜脱臼(vertical subluxation of the axis:VS)と言われる疾患形態 に分けることができます。

 

環軸椎亜脱臼

環軸椎亜脱臼では多くの場合、環椎が軸椎に対して前方に脱臼する前方亜脱臼ですが、まれに環椎が軸椎の背側に脱臼する後方亜脱臼を起こすことがあります。

この場合は、軸椎歯突起という部分の骨折あるいは破壊を伴います。

 

環軸椎垂直亜脱臼

環軸椎垂直亜脱臼は、頭蓋底陥入(basilar impression)とも言われ、延髄の圧迫を引き起こします。

 

リウマチ性脊椎炎の症状

リウマチ性脊椎炎で上位頚椎が侵されてくると、初期症状として、頚の痛みや運動制限、後頭部の痛みなどが出てきます。

進行して環軸椎亜脱臼により神経が圧迫されると、手足のしびれや麻痺を生じます。

さらに呼吸に関する中枢神経を圧迫してしまうと、呼吸障害が起き生命の危険にもつながります。

 

リウマチ性脊椎炎の診断には、身体所見を確認し、レントゲン撮影を行い、必要に応じてMRI撮影を行います。

 

リウマチは昔とは違い最近では、様々な投薬や注射にて痛みや炎症をコントロール出来るようになっています。

よってリウマチが疑われるのであれば先ずは医療機関にて血液検査等を行い詳しく見てもらってください。

そしてリウマチだと判断された場合は、ご自身に合った調整法を見つけてもらうことが何よりも大切です。

ご自身に合った調整法が見つかり、患部の痛みや炎症が落ち着きましたら、当院では生活上のアドバイスや残存する関節の痛みや拘縮に対しての施術やリハビリを行っています。

 

大阪市住吉区長居4-5-18

藤田鍼灸整骨院

06-6698-4568

 

参考文献

猿橋康雄・松末吉隆(2009)『リウマチ脊椎病変の診断と治療』臨床リウマチ 21巻,112-118

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