シンディング・ラルセン・ヨハンソン病―子供の膝の痛み

大阪市住吉区長居藤田鍼灸整骨院

シンディング・ラルセン・ヨハンソン:子供の膝の痛み、子供の膝の運動時の痛み、子供の膝の階段昇降時の痛み、子供のお皿の下の痛みや腫脹など

 

シンディング・ラルセン・ヨハンソン病とは

 

成長期の男子(11歳くらい)によくみられるスポーツ障害の一つで、膝のお皿(膝蓋骨)の下方にある骨が成長する部分である骨端核や骨端線に炎症などを生じます。

 

 

 

原因としては

 

太ももの前面の筋肉である大腿四頭筋は、膝関節前面で膝蓋骨を包み込み腱となり、すねの骨である脛骨の前面上方に付きます。

膝関節を伸ばす時は、大腿四頭筋が骨盤方向へ収縮することにより、その力は膝蓋骨を中継し脛骨へと伝わり、脛骨が前上方へ引き上げられます。

シンディング・ラルセン・ヨハンソン病とは、膝関節を伸ばすときに、子供の膝蓋骨の下方にある成長軟骨部分が膝蓋靭帯(膝蓋腱)に繰り返し引っ張られることで、その部分に炎症や石灰化、骨端核の分離などを生じて痛みが出る状態となります。

 

 

 

症状としては

 

膝の膝蓋骨の下方に痛みが出て、その周囲に腫脹がみられます。

痛みの特徴は、膝蓋骨の下方の圧痛や膝立ちした時や運動時、階段昇降などで。

痛みが出ます。

 

 

 

治療としては

 

まずは安静にして患部を回復させていきます。

痛みが落ち着いてきたら、膝周囲の筋肉の柔軟性を高めるためのストレッチを行っていきます。

安静の期間は、症状が軽度の場合は2~4週間、運動時に強い痛みを伴うような場合は3~6ヶ月程度、しっかりと観察をしながら決定します。

 

シンディング・ラルセン・ヨハンソン病の予後は良好で、レントゲンやMRIなどで骨端核や軟骨部分に問題があっても、数か月後には成長とともに膝蓋骨が形成され、その後再発することはありません。

 

その他、膝蓋骨周辺のよく似た障害では、大腿四頭筋付着部炎やオスグッドシュラッタ―病、有痛性分裂膝蓋骨、フォッファ―病、タナ障害、膝蓋大腿関節症、鵞足炎などがありますが、それぞれに特徴があります。

大腿四頭筋付着部炎 膝蓋骨の上の圧痛
オスグッドシュラッタ―病 脛骨粗面の圧痛
有痛性分裂膝蓋骨 主に膝蓋骨上方の圧痛
フォッファ―病 膝蓋靭帯の傍らの圧痛
タナ障害 膝蓋骨の内側の圧痛
大腿膝蓋関節症 膝蓋骨の圧迫により痛みを感じやすい

これらの特徴や個別のテスト法、画像診断などによる見極めが必要です。

 

膝周辺の障害は、大人に起こるものを除いた、子供たちに起こりうる障害だけでもこれだけあり、さらには外傷によるものまで存在します。

膝に限らずお子さんが痛みを訴えたり歩行がおかしかったりなどの異常が見られたときは、お近くの専門家にしっかりと見て頂きたいと思います。

 

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